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LED 2020年問題 蛍光灯なくなるって本当?! [ 蛍光灯器具生産終了について ]

keikoutou

LED化 2020年問題 とは 「蛍光灯販売終了」
つまり 蛍光灯なくなる というお話です

目次 / このページで解説していること

「 蛍光灯なくなる 」ついてお調べですか?ここでは 2020年問題の概要と結論について説明しています。

2015年末、経済産業省のトップランナー制度(電気製品、自動車関連の省エネルギー化を図るための制度)に白熱灯が採用されました。
その結果を受けて、各大手照明器具メーカーは、100%LED化への移行を目指し、2020年までに蛍光灯の製造中止・生産中止することを発表しました。このことは、「LED化2020年問題」と言われています。


実際、蛍光灯なくなるって本当です。

蛍光灯なくなる LED 2020問題 LED電球 蛍光灯生産終了
政府は、 2020年までにフロー(出荷)で100%、2030年までにストック(設置)で100%というコンセプトで次世代照明(LED)への入れ替えを推進しています。

そのため、政府の動きを受けて、国内大手メーカーによる蛍光灯器具(電球形蛍光ランプ含)製造中止・生産中止が実施されています。

流通100%LED化の移行のための期間は、2015〜2020年までの5年間で、以降は流通している在庫がなくなり次第蛍光灯器具は手に入らなくなると思われます。

よく誤解されるポイントですが、蛍光灯の生産は禁止されたわけではないのです。(ただし、*水銀灯は生産禁止(*一部の特殊な機器用などは除く))。メーカーの自主規制により、手に入らなくなるというお話です。

大手メーカーの蛍光灯・照明器具生産終了状況

  • パナソニック株式会社 2019年3月末に終了
  • NECライティング株式会社 2018年3月に終了
  • 東芝ライテック株式会社 2017年3月に終了

トップランナー制度とは

トップランナー制度 蛍光灯なくなる

トップランナー制度

東日本大震災以降、原発の停止の影響や国際的な温室効果ガスの排出規制、さらなるエネルギー消費量の抑制を実現するためにつくられた「省エネ適合基準義務化」のための制度です。

製造業などへ対象となる機器のエネルギー消費効率の努力義務を規定することで、二酸化炭素の排出量を抑えて、省エネルギー化を図ることを目的としています。

省エネ適合基準は、対象指定された機器の中で、「最も優れた消費効率の性能」が基準となります。基準を達しないメーカーは、製品の販売を禁止されることはありませんが、社名の公開や罰金といった措置がとられることもあります。

各カテゴリーでトップの数字と並んで基準クリア、二位以下の値なら基準値以下とされる制度です。 常にトップを基準とする...だから「トップランナー」制度なのですね。

トップランナー制度によって、メーカー間の省エネ効率がより良い製品の開発への競争を促し、基準値は新製品が開発されるたびに更新されるので、継続的な省エネルギー化が進められるという仕組みです。
環境はもちろん、ユーザーにとっても有難い仕組みですね。


蛍光灯の販売が終息する前にやるべきこと

蛍光灯 蛍光灯なくなる

LED電球をまずは知ろう[一般家庭の場合]

照明器具の交換が必要になるタイミングは、必ずやって来ます。来たるべきその日のために備えて、まずはLED電球・設備のことをよく知りましょう。
天井配線器具
上図のような 天井配線器具 が 設置された 一般家庭 であれば 特に工事などは 必要ありません。調光機能付き の 照明装置 でなければ、照明の買い替え や 蛍光灯電球 を LED電球 に 交換するだけで ほとんど対応 できます。
(ただし、直流電流 で 作動するので、蛍光灯タイプ のものでも 安定器をはずさないと点灯しない ・ 発火事故の可能性 が ある等、不具合 を 起こさないためにも 必ず[ 取り扱い説明書 ] で ご確認ください。また、シャンデリア など LED電球 の 重量により お取り付けできない場合があります。)

ただし、 前述したとおり、LEDは、とても 進歩 の 早い分野なので、必ず 最新のトレンド を 確認することを お勧めします。導入 を 検討した段階 では「 数年前 の 常識はもはや 過去のもの 」となっているかもしれません。

欠点やデメリットが、すぐに周知の事実となる昨今、過去 の 口コミ で 取り上げられた 問題点 が クリア になっていることも少なくありません。

逆に言えば、ちょっと 古い商品 は、解決済み の 問題点 を 抱えたままの商品 かもしれないので、フリマアプリ や 転売サイトで 見かける お値打ち品には 手を出さない方 が 賢明かと思われます。
長寿命な点 と イニシャルコスト を 考慮すれば、古い認識 の ままで 「 こんなものかなー 」と ちょっと 古い技術 の LEDを導入してしまう リスク はなるべく避けたいものですよね。

LED照明 の 主なメリット、既知 の デメリット や 懸念ポイント、改善済み の ポイント を 下記にまとめましたので、すこしでも参考になれば幸いです。

LED照明の主なメリット

  1. 省エネルギーで地球環境に優しい。
  2. 仕様では10年持ちます。長寿命なため取り替えの手間が5〜10年に一度。
  3. イニシャルコストは、高コストでも毎月の電気代がお得に。(消費電力は一般電球と比べると約1/5~1/7)
  4. 紫外線フリー。LEDの光は紫外線を含みません。展示品の色褪せや劣化を防止することができるので、美術館・百貨店などの展示や陳列に利用されています。また虫が集まらないので、自販機やコンビニなどでも広く普及しています。
  5. 低発熱。毎年のように猛暑が続くのでありがたいですね。

過去話題になったLED照明のデメリット

  1. 初期費用が高価。
  2. 配光範囲が狭い、配光方向が限れる(そのためLEDに取り替えた際、以前より暗いと感じることがある)。
  3. 主に下方向に配光範囲が限られる
  4. 演色性に乏しい。すっきりとしたクールな白い光のみ。場合によっては、寒々しい印象を与えてしまうためリラックスしたい空間や飲食店には不向き。
  5. 寿命についての誤解。
  6. 低価格・低品質な粗悪品の横行によるイメージ低下。
  7. 重量が重い(従来の白熱電球の約3倍、電球型蛍光灯の1.5倍ほどの重さになるケースも)。天井照明器具の重量制限に該当するケースも。
  8. 電子回路が湿気に弱く(LED光源が長寿命でも周りの部品の劣化が進むため)浴室など高温多湿な場所での使用は不向き。
  9. 低発熱のため、寒冷地の屋外での使用では、光源まわりの雪が溶けない。

*4,5の補足
発売元の各メーカーによる説明では、LED電球の長寿命な点は、発光部にのみ言及されています。「LEDは物理的な素子としては、おおよそ10万時間の寿命がある」と言われています。LED素子を製品化にすることによる動作保証が、3万時間〜4万時間(推定値)です。

LED電球は、半導体やコンデンサーなど多種な機械的テクノロジーの結晶として成り立っています。 発光部は、3〜4万時間(推定値)動作しますが、それ以外の周りの機械的なパーツの寿命は、各メーカーの技術力や品質によります。各パーツの技術力が低ければ、当然寿命は短くなります。

「LEDは長寿命」に嘘はありませんが、「LED電球ならば全て長寿命」は間違いです。正解は「品質の確かな半導体やコンデンサで作られたLED電球ならば全て長寿命」です。

『LED電球は高い』とその間違いにつけ込んだ「安価で粗悪な海外製LED電球」が街に出回り、なんの問題もなかった照明器具そのものまで壊してしまうという事例が頻発しました。しかも、割高なお金を払ったにもかかわらず、粗悪品の寿命は白熱電球と同じくらいとまさに害でしかありません。

イニシャルコストはかかっても、3年〜5年動作保証のある信頼できるメーカー製の物を選ぶことをおすすめします。

LED照明の改善されたポイント

         
  1. 価格が下がり始めた
  2. 演色性の高いものが増えた。
  3. 全方向を照らすなど配光照射も改善されたものが増えた。
  4. 明るさの目安が、登場初期の「W相当からlm (ルーメン)に統一された。
  5. スピーカー一体型、室内ファン一体型、人感センサー一体型、テープ型など様々な商品バリエーションが増えた。
まだまだ改善の余地があるという印象かもしれないですね。しかし、省エネ、長寿命といったメリットは魅力的ですし、いずれ蛍光灯は、LED電球にとってかわるという方針で世間は動いています。
まずはLED電球の特徴をよく理解するところから始めてみましょう。

LED電球をまずは知ろう[事業者の場合]

事業者 の 方へは、すでに 設備系の営業の 方から、お声がかかっていることと思いますので多くは触れませんが、工事 が 必要であれば、配線 や 天井設備 、排熱設計 などハード面 との 兼ね合いも 発生しますし、LED化への移行時期 についても 綿密な 計画が必要となります。
上記の[一般家庭で場合]でも触れたようにLED電球は、まだまだ発展の可能性を残した分野です。コストカットなどの利点のみでなく、デメリットもちゃんと説明してくれる業者さんを探してみましょう。
いずれにしても今日明日中に、どうにかなる話でもないので慎重にご検討していただければと思います。

LED 2020年問題 蛍光灯なくなる って本当?![まとめ]

いかがでしたでしょうか? 大手ショッピングサイト で 「 蛍光灯 」 で 検索しても 商品が みつからないので お気づきかと 思いますが、省エネルギー政策 のために 蛍光灯はなくなります。
興味がなければ、必要性 が 生じるまで 関係 のない お話ですが、少しでも 参考にしていただければ幸いです。


hutarino_kun

この記事を書いてる人

こんにちは、インテリア好きのELです。照明コンサルタントの知識を活かして、より良いご提案できるように日々勉強中です。


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