【保存版】電球の選び方完全ガイド|口金サイズ・明るさ・色の違いをプロが解説
失敗しない電球の選び方
電球選びで失敗しないための基本は、「①サイズ(口金)」「②明るさ(ルーメン)」「③光の色(色温度)」の3つを確認することです。
まずはご自宅の照明器具に合う口金サイズ(E26かE17)を確認し、部屋の広さや用途に合わせた明るさと色を選びましょう。現在は、白熱球の温かみとLEDの省エネ性を両立した「フィラメントLED」が最もおすすめの選択肢です。
「家の電球が切れた」「おしゃれな照明を買ったけど電球は別売りだった」。
いざ電球を買おうとすると、「E26? E17?」「60W相当と800ルーメン?」「電球色って何色?」と、専門用語の多さに迷ってしまいますよね。
でも、安心してください。
複雑に見える「電球の選び方」は、実は「サイズ・明るさ・色」のたった3つのポイントを押さえるだけで、誰でも失敗せず、お部屋を劇的におしゃれな空間に変えることができます。
この記事では、照明コンサルタントの私が、難しい専門用語をわかりやすく解説しながら、あなたの部屋にぴったりの電球を見つけるお手伝いをします。
- 【STEP1:サイズ】間違えると付かない!「口金(くちがね)」の選び方
- 口金(くちがね)とは?「E」と数字の簡単な意味
- 家庭で使われるのは「E26」と「E17」のほぼ2択!違いは?
- 【裏技】今使っている電球のサイズの調べ方・測り方
- 【おまけ】キャンドルウォーマーの電球は特殊サイズ(GU10)です
- 【STEP2:明るさ】「ワット(W)」から「ルーメン(lm)」へ
- 【STEP3:色と質】部屋の雰囲気を決める「光の色」の選び方
- 【STEP4:種類】LEDと白熱球、買うべき電球はどっち?
- 白熱球の特徴・メリット・デメリット
- LED電球の特徴メリット・デメリット
- 失敗しない!LED電球を買う時の「5つの注意点」
- 白熱球とLED電球の特徴・性能を比較表
- 人気なのは両者のいいとこ取り「フィラメントLED電球」
- よくある質問・疑問点
- オススメの電球をご紹介
- まとめ / 【保存版】電球の選び方完全ガイド|口金サイズ・明るさ・色の違いをプロが解説
電球の選び方に不安がある方
正しい電球の選び方を知りたい方
照明の専門用語を知りたい方
【STEP1:サイズ】間違えると付かない!「口金(くちがね)」の選び方
電球を選ぶときの基本「口金(くちがね)」とは?

電球を選ぶとき、デザインや明るさよりも一番最初に確認しなければならないのが、「サイズ(口金)」です。
ここを間違えると、せっかく買ってきた電球が照明器具に取り付けられず、無駄になってしまいます。
口金(くちがね)とは?「E」と数字の簡単な意味

口金(くちがね)とは、電球の根元にある「ねじねじした金属部分」のことです。
パッケージには必ず「E26」や「E17」といった暗号のような記号が書かれていますが、実はとても簡単な意味なんです。
- 「E」:エジソン(Edison)の頭文字。ねじ込み式の電球であることを表します。
- 「数字」:ねじ部分の「直径(ミリメートル)」を表しています。
つまり、「E26」なら直径が26mm、「E17」なら直径が17mmの電球、ということです。
家庭で使われるのは「E26」と「E17」のほぼ2択!違いは?
お店に行くとたくさんの種類がありますが、一般的な家庭用の照明器具で使われているのは、ほぼ「E26」と「E17」の2種類だけです。
それぞれの特徴と、よく使われる場所を知っておきましょう。
E26口金(太い・26mm)
日本で最も一般的な、昔からある太いサイズの電球です。
- よく使われる場所:リビングやダイニングのメイン照明(ペンダントライト)、お風呂場、洗面台など。
- 特徴:明るい電球(大きなワット数・ルーメン)の種類が豊富です。
E17口金(細い・17mm)
E26よりもひと回り細く、コンパクトな照明器具に使われるサイズです。
- よく使われる場所:トイレ、廊下、階段、クリップライト、小型のシャンデリアなど。
- 特徴:電球自体が小さいため、器具から飛び出しにくくスッキリ見えます。
【裏技】今使っている電球のサイズの調べ方・測り方
「新しく買った照明器具の箱を捨ててしまった」「今付いている電球のサイズがわからない」
そんな時は、以下の3つの方法で簡単に調べることができます。
- 電球の印字を見る:
電球のガラス部分や根元の金属部分に、「LDA7L-G-E17」のように型番が印字されていることが多いので探してみてください。 - 定規で直接測る:
電球を外し、ねじねじの金属部分の太さ(直径)を定規で測ります。約2.5cmなら「E26」、約1.5cmなら「E17」です。 - 【超簡単】1円玉と比べる:
定規がない時の裏技です! 1円玉の直径は「20mm」です。
電球のねじ部分を1円玉と重ねてみて、1円玉より大きければ「E26」、1円玉より小さければ「E17」と一瞬で判別できます。
【おまけ】キャンドルウォーマーの電球は特殊サイズ(GU10)です

最近大人気の「キャンドルウォーマーランプ」。
もしこの電球が切れてしまった場合、一般的な家庭用照明の「E26」や「E17」の電球は使えません。
キャンドルウォーマーには、熱でロウを溶かすための専用の「ハロゲンランプ」が使われており、その口金サイズは「GU10(ジーユーテン)」という特殊な形状をしています。(※ねじ込むのではなく、2本のピンを差し込んで「カチッ」と回して固定するタイプです)
「せっかく替えるなら、省エネで長持ちするLED電球にしよう」と思うかもしれませんが、絶対にNGです。
LED電球は「熱を持たない」のが特徴のため、キャンドルウォーマーに取り付けてもロウが全く溶けません。
交換用の電球を探す際は、必ずLEDではない「GU10 ハロゲン電球(35W〜50W)」を選んでくださいね。
買い間違いを防ぐために
家電量販店などではあまり見かけない特殊サイズなので、ネットでの購入が確実です。
【STEP2:明るさ】「ワット(W)」から「ルーメン(lm)」へ
電球のサイズ(口金)が分かったら、次は「明るさ」を選びます。
ここが、一番多くの方が「思ったより暗かった…」と失敗しやすいポイントです。

「昔は60W(ワット)の電球を買っていたから、今回も60Wを探そう」と思っていませんか?
実は、LEDが主流になった今の時代、明るさはワットではなく「ルーメン(lm)」という単位で選ぶことが増えてきました。ワット表示が減ってきているので早いうちにlm(ルーメン)表示に慣れておきましょう。
LEDの明るさは「ルーメン(lm)」で見るのが正解
なぜワットで選んではいけないのでしょうか。
- ワット(W): 電気をどれくらい消費するか(消費電力)を表す数値。
- ルーメン(lm): 電球そのものが放つ「光の量(パワー)」を表す数値。
LEDは少ない電力(ワット)でとても明るく光るため、「消費電力」と「実際の明るさ」が比例しなくなりました。
そのため、パッケージに書かれている「ルーメン(lm)」の数値を見る必要があります。
一目でわかる!「ワット数」と「ルーメン」の換算表
| 昔の白熱球(目安) | LEDの明るさ(ルーメン) |
|---|---|
| 20W 相当 | 170 lm 以上 |
| 40W 相当 | 485 lm 以上 |
| 60W 相当 | 810 lm 以上 |
| 100W 相当 | 1520 lm 以上 |
例えば、「今まで60Wの電球を使っていた場所」には、「810ルーメン(または60W形相当と書かれたもの)」のLED電球を買えば、今までと同じ明るさをキープできます。
【広さ別】部屋の畳数に合う「ルーメン」の目安

では、部屋全体を明るくしたい場合、どれくらいのルーメンが必要なのでしょうか。
日本照明工業会が定めている、シーリングライト(天井に1つ付けるメイン照明)の基準は以下の通りです。
| 部屋の広さ | 必要な明るさ(ルーメン) |
|---|---|
| 〜4.5畳 | 2,200 〜 3,200 lm |
| 〜6畳 | 2,700 〜 3,700 lm |
| 〜8畳 | 3,300 〜 4,300 lm |
| 〜12畳 | 4,500 〜 5,500 lm |
IKEAやニトリの電球でよく見かける数値です。
- 600lm(約50W相当): 1灯だけだと、トイレや玄関、廊下などの狭い空間向けです。リビングやダイニングで使うなら、ダクトレール等で「2〜3灯」並べて多灯使いするのがおしゃれの鉄則です。
- 1200lm(約80W相当): 1灯でもかなり明るいです。大きめのペンダントライトに入れて、ダイニングテーブルの上をしっかり照らすのに向いています。
「ルーメン」と「ルクス(lx)」の違いとは?

明るさを調べる中で、もう一つ「ルクス(lx)」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
ルーメンとルクスの違いは、とてもシンプルです。
- ルーメン(lm): 電球そのものから「出ている光の総量」。
- ルクス(lx): 光が当たっている「机の上や床の明るさ(照度)」。
電球を買う時にパッケージに書かれているのは「ルーメン」だけです。ルクスは「光源からの距離」によって変わるため、電球には記載されていません。
日常生活で、ルクスを測る必要はほぼありません
「じゃあ、自分の部屋が何ルクスか測らなきゃいけないの?」と不安になるかもしれませんが、一般家庭での普通の暮らしにおいて、ルクスを測る必要はほぼありません。
なぜなら、先ほど紹介した「照明器具の適用畳数(〜6畳用など)」や「必要なルーメンの基準」は、メーカーや業界団体が「その広さの部屋で、生活に十分なルクス(水平面照度75〜150ルクスなど)が確保できること」を前提に計算して決めているからです。
つまり、照明器具を選ぶ際は、難しく考えず「ルーメン(lm)」の値だけを基準に選べば大丈夫というわけです。
目の健康のために!作業の種類別・必要なルクス(照度)の目安
測る必要はないとはいえ、「300ルクスってどれくらい?」「読書にはどれくらいの明るさが必要なの?」という疑問を持つ方も多いはず。
目の健康を守るために、生活シーンごとに推奨されている「明るさの目安」を知っておきましょう。
【シーン別】必要なルクスの目安
- リビングでの団らん・普通の生活:
約150 〜 300 ルクス - 読書・勉強・一般的なPC作業:
約300 〜 750 ルクス - 手芸や裁縫など、目を凝らす細かい作業:
1000 ルクス以上
hutarinoからのアドバイス:
「子供が勉強するから、部屋全体を1000ルクスにしたい!」と、天井の照明(ルーメン)を無理に上げる必要はありません。
部屋のベースはリラックスできる適度な明るさにしておき、手元を照らす「デスクライト(スタンドライト)」を追加して、ピンポイントで必要なルクスを補うのが、世界標準の「一室多灯」の考え方です。
明るさには利用者の年齢に適した配慮が必要です。
一般的なリビングなど生活空間に 必要な照度は 150 〜 300ルクスと言われていますが、子供部屋では、通常 100 ~300ルクス程度の照度を常に確保してあげる必要があります。
また、65歳以上の方を対象にした場合、推奨ルクスは、約2倍の値になります。生活する人の年齢に適した配慮が必要になります。
編集部からのメモ

リビング・ダイニング・寝室などに適した照明器具の選び方は、下記の記事で詳しく解説しています。
【STEP3:色と質】部屋の雰囲気を決める「光の色」の選び方
明るさ(ルーメン)が決まったら、次は生活のし易さに直結する「光の色」を選びます。

明るさ(ルーメン)が決まったら、次は「光の色」を選びます。
実は、同じ明るさでも「光の色」が違うだけで、部屋の印象はガラリと変わり、私たちの体感温度や集中力にも大きな影響を与えます。
光の色は「色温度(単位:K / ケルビン)」で表され、大きく分けて3つの定番カラーと、最近人気の「温白色」があります。
それぞれの特徴と、おすすめの部屋(シーン)を見ていきましょう。
定番の3色+人気の「温白色」の特徴と使い分け
電球色
(約3000K)
温白色(おんはくしょく)
(約3500K)
昼白色(ちゅうはくちょく)
(約5000K)
昼光色(ちゅうこうしょく)
(約6500K)
「リビングは昼白色、ダイニングは電球色」など、ひとつの繋がった空間で違う光の色を混ぜてしまうと、チグハグで落ち着かない部屋になってしまいます。
おしゃれな空間を作るプロの鉄則は、「洗面所と勉強部屋以外は、すべて『電球色』か『温白色』で統一する」ことです。
もし「たまにリビングで勉強もしたい」という場合は、時間帯で色を変えられる「調色機能付き」のLEDやスマート電球を選ぶのが正解です。
【重要】料理や肌が美しく見える「演色性(Ra)」とは?

光の「色」を決めたら、もう一つだけ確認してほしいスペックがあります。
それが、光の「質」を表す「演色性(えんしょくせい / 単位:Ra)」です。
「安売りのLED電球を買ったら、なんだか料理が不味そうに見える…」「洗面所でメイクした時と、外に出た時で顔の色が違う…」
実はそれ、光の色のせいではなく、この「演色性」が低いことが原因です。
演色性(Ra)とは、「その照明がどれだけ太陽の光に近い自然な色を再現できるか」を表す数値です。
Ra100(自然光)に近いほど、本来の色が鮮やかに、美しく見えます。
失敗しない演色性の選び方
- 一般的な部屋: Ra80以上あれば十分です。
- ダイニング(食事)や洗面所(メイク): Ra85〜90以上の「高演色」タイプを選ぶと、生活の質が劇的に上がります。
パッケージの裏などに「Ra84」といった数値が書かれているので、特にペンダントライト用などの電球を買う時は必ずチェックしてくださいね。
編集部からのメモ

街中でも、美容室、フィッティングルームやパウダールームなど、お化粧や服のコーディネートなど色合わせが重要な場所は、演色性高めの電球が使用されています。
【STEP4:種類】LEDと白熱球、買うべき電球はどっち?
サイズ、明るさ、色が決まったら、最後は「電球の見た目とコスト・消費電力」を左右する何電球かを選びます。

サイズ、明るさ、色が決まったら、最後は「電球の種類」を選びます。
現在は「LED電球」が主流ですが、おしゃれなペンダントライトなどには昔ながらの「白熱球(はくねつきゅう)」が使われていることもあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、あなたの部屋に合うものを選びましょう。
白熱球の特徴・メリット・デメリット


昔からある、フィラメント(中の線)が発光する電球です。
- メリット: 光の陰影が美しく、温かみがある。安い。調光器(明るさを絞るスイッチ)と相性が良い。
- デメリット: 触ると火傷するほど熱くなる。寿命が短い(約1,000〜2,000時間)。電気代がLEDの約6倍かかる。
「クリア球」と「ホワイトハウス(シリカ)球」の違い
電球のガラス部分には、大きく分けて「透明」なものと「白い」ものがあります。
これは、光の「広がり方」と「影の出方」を決定づける重要な要素です。
- クリア球(透明なガラス):
中のフィラメントが見えるタイプです。光が直接届くため、ガラス製のペンダントライトなどに入れると、壁や天井にキラキラとした美しい「影」を落とします。 - ホワイトハウス球(白いガラス):
ガラスの内側に白い塗料(シリカ粒子)が塗られているタイプです。光が柔らかく拡散するため、影がクッキリ出ず、部屋全体をふんわりと均一に照らしたい時に向いています。
LED電球の特徴メリット・デメリット


現在の主流。発光ダイオードを使った省エネな電球です。
- メリット: 寿命が圧倒的に長い(約40,000時間)。電気代が安い。熱くならないので安全。
- デメリットと注意点:
初期費用(本体価格)が白熱球より高い。
白熱球と違い、光が直線的になりがち(広がり方が狭い)。
失敗しない!LED電球を買う時の「5つの注意点」
失敗しない!LED電球を買う時の「5つの注意点」
- ① 極端に安い「粗悪品」に注意:
LEDチップ自体は長寿命ですが、内部パーツの品質が悪いと1年程度で点かなくなるケースがあります。少し割高でも、国内メーカー品や「保証期間」が明記されているものを選ぶのが結果的にお得です。 - ② 調光スイッチへの対応:
壁に「明るさを絞るダイヤル(調光器)」がある場合、必ず「調光器対応」のLEDを選んでください。非対応のものを付けると、チラつきや故障の原因になります。 - ③ 密閉型器具への対応:
お風呂場など、電球がカバー等で完全に覆われる照明に使う場合は、熱がこもって寿命が縮むため、必ず「密閉器具対応」の表記があるか確認しましょう。 - ④ 光の広がり方(配光角):
部屋全体を照らしたい場合は、光が全方向に広がる「全方向タイプ(約260度〜)」を選ぶのが鉄則です。(下方向のみだと、天井や壁が暗く感じてしまいます) - ⑤ 電球本体の「重さ」に注意:
LED電球は、白熱球と比べると本体の重量が何倍も重い商品が多いです。スピーカー付きや多機能モデルだと、電球1個でかなりの重さになります。
特に「ダクトレール(ライティングレール)」に取り付けたい場合は要注意! レールには耐荷重(吊るせる重さの限界)があるため、「照明器具本体+LED電球」の総重量が規定値以内に収まるか、必ず計算してから購入してくださいね。
編集部からのメモ

スピーカー付きや多機能モデルだと、電球1個で1kg近い重さになることも。ダクトレールに取り付ける時は、重さの計算も忘れずに!
白熱球とLED電球の特徴・性能を比較表
| 項目 | 白熱電球 | LED電球 |
|---|---|---|
| 明るさ | 明るい | 明るい |
| 色温度 | 暖色系 | 暖色系、昼白色、昼光色 |
| 消費電力 | 約60W | 約6W |
| 寿命 | 約1,000時間 | 約40,000時間 |
| 発熱量 | 約600W | 約6W |
| 効率 | 10% | 70% |
| 環境への影響 | 悪い | 良い |
| 価格 | 100円前後 〜 | 500円前後 〜 |
| 調光機能 | 対応 | 対応 |
| 振動耐性 | 悪い | 良い |
| 衝撃耐性 | 悪い | 良い |
| 長寿命化 | できない | できる |
| メンテナンス | 要 | 不要 |
| リサイクル | 簡単 | 難しい |
よくある質問・疑問点
-
Q.今使っている電球のワット数やサイズがわかりません。
A.
A. 電球のガラスのてっぺんか、金属の根元を見てみてください。
多くの場合、そこに「100V 54W」(消費電力)や「LDA7L-G-E26」(型番と口金サイズ)といった印字があります。
文字が消えてしまっている場合は、この記事のSTEP1で紹介した「1円玉でサイズを測る裏技」を試してみてください。 -
Q.「40Wまで」と書かれた照明器具に、60W相当のLED電球をつけても大丈夫ですか?
A.
A. 実際の「消費電力(W)」が40W以下なら大丈夫です!
照明器具に書かれている「MAX 40W」という制限は、熱による発火やパーツの溶けを防ぐための上限です。
LED電球のパッケージにある「60W相当」というのはあくまで「明るさの目安」であり、実際の消費電力は「7W〜9W」程度しかありません。つまり、実際の消費電力が器具の上限(40W)を下回っていれば、60W相当でも100W相当の明るいLED電球でも、安全に取り付けることができます。
-
Q.電球色から昼白色に変えたいのですが、器具ごと買い替える必要はありますか?
A.
A. 電球を交換できるタイプ(ペンダントライト等)なら、電球だけ買い替えればOKです。
ただし、天井に直接くっついている「LED一体型のシーリングライト」や、ダウンライトの場合は、電球だけを交換することができないため、器具ごとの買い替え(または電気工事)が必要になるケースがあります。
-
Q.付属していた60Wの「白熱球」を、もっと明るい100Wの白熱球に交換しても大丈夫ですか?
A.
照明器具に「100Wまで対応」と書かれていれば大丈夫ですが、それ以外は絶対にNGです。
照明器具のソケット付近や説明書には必ず、「MAX 60W」や「60Wまで」といった指定ワット数が記載されています。
もし「60Wまで」の器具に100Wの白熱球をつけてしまうと、想定以上の熱が発生し、器具が溶けたり、最悪の場合は火災の原因になる恐れがあり非常に危険です。明るさをアップさせたい場合は、ワット数オーバーの白熱球を入れるのではなく、「実際の消費電力が少ないLED電球(100W相当の明るさで消費電力15W程度のもの)」に交換するのが、安全で最も確実な方法です。
オススメの電球をご紹介
【保存版】電球の選び方完全ガイド|口金サイズ・明るさ・色の違いをプロが解説
照明用語がわかれば、理想の部屋は作れます
「ルーメン」や「色温度」「口金サイズ」など、最初は呪文のように見えた専門用語も、一つひとつ紐解いていくと、実は「あなたの部屋をどう演出したいか」を選ぶための大切なヒントであることがお分かりいただけたかと思います。
最後に、この記事で解説した「失敗しないための3つの基準」をおさらいしておきましょう。
- ① サイズ(口金):
「E26(太い)」か「E17(細い)」かを、定規や1円玉で確実にチェックする。 - ② 明るさ(ルーメン):
昔のワット(W)ではなく、部屋の広さや用途に合った「ルーメン(lm)」で光の量を選ぶ。
※読書など手元の明るさ(ルクス)が足りない時は、デスクライトで補う。 - ③ 光の色(色温度)と質:
LDKは「電球色」か「温白色」で統一する。料理や肌を綺麗に見せたい場所は「演色性(Ra80以上)」にこだわる。
この3つの基準さえ頭に入れておけば、家電量販店の電球コーナーでも、ネット通販のスペック表を見ても、もう迷うことはありません。
「暗くて失敗した」「色がチグハグで落ち着かない」といった失敗を防ぎ、あなたにとって一番心地よい光の空間を作り上げてくださいね!
