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部屋の広さ と 照明の明るさ [まとめ]失敗しやすいポイント解説付き

部屋の広さと照明の明るさの関係 ルーメンの値について

このページで解説していること

部屋の広さ と 照明の明るさ の関係。部屋の広さに適した 電球の数や lm ルーメン W数をお調べですか?
このページでは、部屋の広さにあった 照明の明るさ の について説明しています。

照明器具の「一般的適用畳数」や「 6畳に必要な明るさの具体的な数値 」などや、照明を選ぶ際に失敗しがちなポイント、をご紹介していますので、部屋の広さ にあった 照明 の 明るさ をお調べの方は是非ご覧ください。

部屋の広さと照明の明るさ の関係を具体的に数値化したものがこちら

[table id=8 /] 出典:一般社団法人 日本照明工業会 ガイド

ARCHE(x)

(例)シーリングライト ARCHE アーチェ / 60w の電球が4つの場合

従来のw (ワット) で計算すると
60w x 4 = 240w

180W 〜 240W が 6畳以下 なので

Ans.基準表 より 4.5 畳 〜 6 畳 の範囲の明るさである
となります。

*一般的適用畳数の目安 から算出した目安になります。ご年齢や目の健康状態など、明るさの感じ方には個人差があります。
(*ペンダントライトの場合、天井からの吊り下げ位置で値と実際の感じ方が異なる場合があります。
(標準は天井からの吊下げ高さ30cmとして設定))

「 住宅用カタログ 適用畳数表示基準 」

部屋の広さに適した明るさ を数値で表した「 住宅用カタログ 適用畳数表示基準 」

部屋の広さに適した明るさ を 数値で表した「 住宅用カタログにおける適用畳数表示基準 」というものがあります。

これは、空間の広さ に 適した「 標準定格光束 」「 定格光束の範囲 」を表にしたものです。 簡単にいうと「 この広さの部屋には、これくらいの明るさ ( ルーメンで表示 ) が良い 」という値 を 数値で示してくれています。

この 基準 は、JLMA 社団法人日本照明器具工業会が公開していて、各メーカー は、この 基準 を もとに 同じ明るさが 得られる製品 を 製造し、「〇〇畳用」といった 畳数表示 を行っています。


広さに対する「定格光束の範囲 」を満たすルーメンの照明を用意する

広さ(畳数)に対する「 定格光束の範囲 」を満たすルーメンの照明を用意する

結論から言うと、広さ(畳数)に対する「 定格光束の範囲 」を 満たす ルーメン の 照明を 用意すれば、求める広さに応じた明るさを実現できる ことになります。
* 定格光束とは、実際に使用する環境に近い状態で測定した光の量のことです。

一般的適用畳数の目安

[table id=7 /]

ボール電球タイプ[ E26口金 ]ひとつあたりのルーメン値

[table id=5 /]

小型電球タイプ[ E17口金 ] ひとつあたりのルーメン値

[table id=6 /] 

畳数(部屋の広さ)と照明器具の目安

[table id=4 /] 出典:社団法人日本照明学会


「 〇〇畳用 といった表記がない デザイン照明の場合は?

電球の数・種類・規格から計算して検討をつける

「 〇〇畳用 」といった 表記がない デザイン照明 の 場合は、電球の種類 と 電球の規格 ひとつ あたり の ルーメンの値 から、おおよそ の 照明器具の ルーメン数を 計算することができるので、「基準表」と見比べて、どのくらいの広さ を カバーする 明るさ の 照明器具 なのか を 確認すること ができます。

(例)シーリングライト ARCHE アーチェ / 60w の電球が4つの場合

E26 / 60Wのホワイトボール球は ひとつで 約700lm なので

700lm x 4 = 2,800 lm

Ans. 4.5 畳 〜 6 畳 の範囲の明るさである
となります。

*一般的適用畳数の目安 から算出した目安になります。ご年齢や目の健康状態など、明るさの感じ方には個人差があります。
(*ペンダントライトの場合、天井からの吊り下げ位置で値と実際の感じ方が異なる場合があります。
(標準は天井からの吊下げ高さ30cmとして設定))


照明器具の購入時に避けるべき 失敗しやすいポイントは これです

部屋の広さ と 照明の明るさ の関係

デザイナーズ照明は欧米の住環境・インテリア用に設計されている

日本の昔ながらの「部屋の真ん中に照明がひとつ」の感覚で選ばない

北欧デザイン照明など人気の高い「 デザイン性の高い オシャレな 照明器具 」は、もともと欧米からきたモノ。その名の通り北欧デザインは「北欧の住環境」の「部屋で過ごす時間が長い」といった習慣や、「開口部(窓など)が少ない」「高い天井の家屋」「広い部屋」で暮らす文化にあわせて設計されています。

欧米の住環境に合わせた照明とは「 複数の照明器具を組み合わせて、部屋の広さに適した明るさを得る 」が設計の前提になっています。

インポートや海外ブランドのデザイン性の高い照明は そもそも基本的に欧米の住環境・インテリア に合わせて作られているので、日本の一般的な間取りにフィットさせるには注意が必要です。

住環境の欧米化に合わせて照明の選び方を変える

日本の住環境では、障子越しに薄らと光が差し、「部屋の真ん中に照明が一つ、作業用に追加で蛍光灯で十分」といった住環境が長い間続きました。それに合わせて日本の家電メーカーも「 4.5畳 〜 6畳の真ん中に、照明器具が一つで部屋全体に必要な明るさを得る 」といった商品が主流でした。

しかし、日本の住環境も欧米化が進み、近年では特に広いリビング・ダイニング、リノベーションで壁を取り払って部屋を広くするといった変化が見られるようになり、インテリアも欧米・北欧スタイルなど様々に進化を遂げています。

そんな中、これまでの通りの「 4.5畳 〜 6畳の真ん中に、照明器具一つで部屋全体が十分明るくなる 」という一般的な家庭用照明器具の感覚で「 デザイン性の高い オシャレな 照明器具 」を選ぶと失敗するかもしれません。

実際、「オシャレ照明を買ってみたが、本体のサイズの割に明るさはそれほどない、ていうか暗い...」といった失敗談を目にすることがあります。しかし、もともとそういう明るさの照明だとわかっていれば、もう失敗することはありません。住環境の欧米化に合わせて照明の選び方も欧米化に合わせていきましょう


デザイン性の高い照明器具を選ぶなら複灯で使うことも視野に入れる

おしゃれ照明は複数併用して必要な明るさ(lm)の値を満たす

「 デザイン性の高い 照明器具 」を選ぶ際には、事前に「部屋の広さに適した明るさの目安 (一般適用畳数の目安)の数値 (lm) 」を確認して、複数の照明でその明るさの数値(lm)を満たすように計画を立てるとよいでしょう

「 デザイン性の高い オシャレな 照明器具 」を選ぶ際は、まず「メインの照明1灯で部屋全体が煌々と明るくなる」といった先入観を捨てましょう。


「 デザイン性の高い オシャレな 照明器具 」は、海外ドラマ・映画で見るような「 メリハリのある部屋の明るさ 」を演出します。


「 デザイン性の高い オシャレな 照明器具 」のほとんどが「 複数の照明器具を組み合わせて、部屋の広さに適した明るさを得る 」設計です。


メインの照明1灯で必要な明るさを確保しようとすると、部屋の大きさと照明器具の大きさのバランスが悪くなることがありますのでご注意ください。


部屋に必要な明るさと照明の選び方 - 計算例 -

シーリングライト 60w の電球が4つの場合



60Wのホワイトボール球は ひとつで 約700lm なので

700lm x 4 = 2,800 lm

8畳の広さの部屋に必要なルーメンは約3,300 〜 4,300lm なので、 あと「 500 〜 1,500 lm 」を別の照明器具で補えば、適切な明るさの範囲に達するということになります。

もし部屋に備え付けのダウンライトが、40wの3つほど用意されていれば 400lm x 3 = 1,200lm
を補えるので、「シーリングライト」と「ダウンライト」で、十分明るさが確保できる...となります。

もし天井に備え付けのダウンライトがない場合は、約1,000 ルーメンを補える照明器具を用意する。例えば、ソファ横にテーブルライトやフロアーライトを用意すれば良い...ということですね!


明るさの感じ方 は変化します - 目 の健康状態 や 年齢との関係 -

先々を考え、明るめの数値に合わせることが大事。高齢者がいる場合には眩しさへの対応も。

残念ながら、年齢を重ねるごとに目の機能も弱くなり、「明るさを感じる能力」も衰えると言われています。
特に高齢者は暗いと感じやすくなると同時に、光に対する目の調節機能も衰えるため、「眩しい」と感じやすくなります。
ご自身や同居の方の年齢と健康状態を考慮しなるべく不快な空間にならないように調節しましょう。
明るさの調節の方法は、メインの照明器具だけで必要なルーメン値にしようとするのではなく、ダウンライトやフロアーライトなど『複数の照明器具を組み合わせて必要ルーメンを確保し、部屋全体を照らすをこと』です。
個別に点灯できる照明器具を増やすことで、『必要な時は明るく、それ以外の時は消灯で対応..』と上手に調節ができます。
複灯配光は、省エネで節電にも貢献できますし、リラックス空間を演出したりと、メリハリのある空間演出が可能になります。

まとめ

部屋の広さ と 照明の明るさ [まとめ]失敗しやすいポイント解説付き

いかがでしたでしょうか? 採光、天井高、壁の色など部屋の明るさの印象を左右する条件は照明器具以外にもありますが、照明器具に限って言えば、「一般的適用畳数の目安」を参考にして問題ありません。

もし、気になる照明器具に「〇〇畳用」といった記述がなければ、その照明器具の「電球の総数」、「総ワット数」、「配光の方向」を確認してみると良いかと思います。

LED電球を使用した照明器具の場合は、電球自体の配光方向も確認すると尚良いかと思います。(LED電球により配光の方向が異なるので)

必要な明るさ(ルーメン)を確保するのに、好きな照明器具の組み合わせを考えるのは楽しいものです。リノベ物件も身近になり、ブラケットライト(壁面照明)で明るさを追加するのも人気の手法です。

このページが、みなさまの素敵なインテリアコーディネートのお役に立てれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。