白熱球の選びの注意点 白熱電球の選び方
環境にあった白熱球を正しく選んで快適な空間づくりを
白熱球を選ぶ際にどのような点に注意して商品を選んでいますか?
数十年前は、白熱球のパッケージもシンプルなものしかなく、W(ワット数)と口金を間違えなければ良かったのですが、最近では「見た目が白熱球に見えるLED球」なんかも販売されていて商品選びに困っている方も多いかと思います。
そこでこのページでは、白熱電球の選び方に悩まれている方向けに、照明コンサルタントの資格を持つライターが、できるだけわかりやすく「白熱電球の選び方」についてご紹介しています。
白熱電球で照明器具を使用したい方はぜひ参考にしていただければと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
白熱電球の選び方
白熱電球を選ぶときに気を付けるポイント
白熱電球のW(ワット数)を間違えるとどうなるか
白熱電球の購入を検討している方
白熱球の特徴について
白熱球の選び方 スペック意味を説明します
明るさはワット数で選ぶ。照明器具の定格値に合わせることが重要です。
電球の明るさの色は 色温度ケルビン(K)の値で選ぶ。
白熱球の寿命はワット数が大きいほど短い。
白熱球はワット数が大きいほど消費電力が大きい。
電球の口金と照明器具のソケットの大きさを合わせる。電球の外径はセードに収まるサイズに。
電球の種類で選ぶ。
白熱球の失敗しない選び方 ここだけは確認しましょう
必ず購入前に用途に合わせて4つのポイントは確認する
色の見え方が重要な場合は「演色性」の値も確認する
例えば、40Wの白熱球が適した照明器具に60wの白熱球を使用するとどうなりますか?
照明器具の定格を超えたワット数の電球を使用すると
最悪の場合、火災や事故の原因になる恐れがあるので「照明器具の定格に合ったワット数」のものを選ぶことをおすすめします。
- 明るさ:明るさは60Wの白熱電球の明るさになります。40Wの白熱電球よりも明るくなります。
- 消費電力:消費電力は60Wの白熱電球の消費電力になります。40Wの白熱電球よりも大きくなります。
- 発熱量:発熱量は60Wの白熱電球の発熱量になります。40Wの白熱電球よりも多くなります。
- 電球の寿命:電球の寿命は60Wの白熱電球の寿命になります。40Wの白熱電球よりも短くなります。
照明器具の定格を超えたワット数の電球を使用した場合、下記のような安全性の心配があります。
- 照明器具が過熱する可能性がある
- 電球や照明器具の寿命が縮む可能性がある
- メーカー保証の対象外になる可能性がある
よくある質問・疑問点
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Q. 照明器具の定格値より低いワット数の電球を使うとどうなりますか?
A.
定格値が60Wの照明器具に40wの白熱球を使用すると40wの明るさで点灯します。消費電力も40wの電球の消費電力になります。60wよりも40wは明るさが劣るため、定格値のワット数を使用しましょう。 -
Q. ワット数によって白熱球の寿命はかわりますか?
A.
フィラメントにかかる電流が高くなるほど電球の寿命は短くなります。
目安は「60W:の電球で約1,000時間」の商品寿命です。短期間に何度もオンオフを繰り返すなど、使用頻度が高いと、目安の期間より短くなる傾向にあります。
結論・まとめ
白熱球の選びの注意点 白熱電球の選び方
いかがでしたでしょうか?この記事では、白熱球を選ぶ際の失敗しないポイントをまとめて解説させていただきました。
白熱球を選ぶ時のポイントは、「ワット数(W)」「色温度」「口金・サイズ」の4つです。正確な色の見え方が大事な場合には、白熱球で演色性が一番高い色温度2,700K~3,000Kの電球色がオススメです。
また、ワット数が照明器具の定格値を越えないように注意しましょう。ワット数が低い場合には、消費電力の節約になりますが、ワット数が大きい場合には、「電球が切れやすくなる」「消費電力が大きくなる」「照明器具が加熱されると故障や事故の恐れがある」といったデメリットがあるので定格値を越えない白熱球選びをしていただければと思います。
この記事が、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。