テープライトをカットした残りは点灯する?残ったテープライトを再利用する方法を徹底解説
LEDテープライトをカットした残りってどうなるの?捨てるしかないの?
使える製品と使えない製品を見分ける方法と再利用の方法を徹底解説
簡単にLED間接照明を好きな場所に設置できるLEDテープライト。その手軽で便利な導入のしやすさとおしゃれな見た目で人気の高いアイテムですよね。おしゃれなインテリアの間接照明として楽しんで使っている方も多いかと思います。
たまに思うこんな疑問、
「必要な長さにカットしたテープライト…。数十センチ残っていて捨てるにはもったいないなぁ…。」
結構な長さが余った場合、捨てるしかないのか気になりますよね。
そこで、このページでは、照明コンサルタントの資格を持つ私が、ひと手間加えて、カットして残ったテープライトを『再び点灯するテープライト』にする方法について解説しています。
注意点として再利用できない製品もありますので、そういった製品の見分け方も合わせてご紹介しますので気になる方はぜひご覧ください。
カットしてして余ったテープライトって使えるの??

貼りたい場所に合わせて長めに買ったから、思った以上にテープライトが余ってしまった。
そのまま捨てるのは、もったいないですよね。

便利でかっこいいテープライト!
カットして余った部分をできるなら再利用したい!
どうにかならないかぁ
LEDテープライトをカットして残ったあまり、そのまま捨ててしまうのは勿体無い気がする…。テープライトを買ったことがある方なら一度は思う悩みではないでしょうか?
また、これまで買ったことがない方にとっても、
「長さを合わせてカットして使うのはわかるけど、余りはどうなるの?」
って疑問ありますよね。
私も、、よく分かってなくて最初は不安でした。
実際、LEDテープライトをカットして残った余りがどうなるのか!?そんなお悩みを解決する方法をまとめました!
カットした残りのテープライトは使えるのか?
テープライトにはカットした残りの部分が使えない商品もあること
カットしたテープライトが再利用できる商品もあること
カットした残りのテープライトを再利用する方法
カットして残ったテープライトの処分に悩んでいる方
カットして残ったテープライトを再利用したい方
カットして残ったテープライトを新しいテープライトに繋げたい方
- カットしてして余ったテープライトって使えるの??
- 【まず最初に!】あなたのテープライト、再利用できる?簡単チェックリスト
- 特徴①:シリコンチューブで完全に覆われている防水タイプ
- 特徴②:カットラインの横に、銅色の接続端子(+-などが書かれた丸や四角の金属部分)が見えないタイプ
- 特徴③:「アドレサブルRGBIC」など、LED一つひとつを制御する高機能タイプの一部
- カットした残りの部分を再利用できるテープライトの特徴について
- 再利用に必要なのは、この2つだけ!ACアダプターと接続コネクタ
- テープライト カット して余った残りを点灯させる方法
- [最終チェック]カットして残ったテープライトを再利用する場合の注意点
- よくある質問・疑問点
- 残ったテープライトの再利用に必要なものはこちら
- まとめ / テープライトをカットした残りは点灯する?残ったテープライトを再利用する方法を徹底解説
【まず最初に!】あなたのテープライト、再利用できる?簡単チェックリスト
再利用に向かない製品もあるのでまず手始めに再利用できるかの適性をチェックしましょう!
編集部からのメモ

商品の詳細欄に「カットした残りは使えないので廃棄してください」と説明してあることが多いですが、そういった説明が見つからない場合には下記のポイントを参考にしてください。 もし、1つでも当てはまる場合や、よく分からない場合は、安全のために再利用は控えましょう。
特徴①:シリコンチューブで完全に覆われている防水タイプ
特徴②:カットラインの横に、銅色の接続端子(+-などが書かれた丸や四角の金属部分)が見えないタイプ
編集部からのメモ

メーカー専用の接続プラグでのみ再利用できるケースもあります。
特徴③:「アドレサブルRGBIC」など、LED一つひとつを制御する高機能タイプの一部
カットした残りの部分を再利用できるテープライトの特徴について
前述チェックリストに当てはまらなかったLEDテープライトは、電源部分と繋ぐことで再利用できるケースがあります。
編集部からのメモ

再利用できるテープライトは、防水・防塵加工がされていないか軽微な場合が多いので、安全に使用するには、貼り付ける前にほこりや湿気対策まで行う必要があります。
メーカーの専用パーツが用意されているケースも
再利用に必要なのは、この2つだけ!ACアダプターと接続コネクタ
この2つだけですがお手持ちのテープライトに合わせたものを用意する必要がありますのでご注意を!
とくに接続コネクタの幅は8mm、10mmと様々な種類があるので間違えやすいポイントです。購入前にテープライトの幅を確認しましょう!
編集部からのメモ

テープライト同士を接続するコーナー用の接続コネクタには、90度曲げるためのL時コネクタや十時コネクタがあります。また、接続コネクタの大きさは、お手持ちのテープライトの幅に合わせて選ぶ必要があります。忘れがちなポイントなので注意しましょう!
ACアダプター
専用コネクタ (接続コネクタ)
専用コネクタ (接続コネクタ)選びの注意点
専用コネクタ (接続コネクタ)を使用しない場合
テープライト カット して余った残りを点灯させる方法
再利用できるテープライトを点灯させる方法を具体的に説明します。
必要なパーツを揃えてしまえばそんなに難しくはありません
編集部からのメモ

接続コネクタの幅は8mm、10mmと様々な種類があるので間違えやすいポイントです。購入前にテープライトの幅を確認しましょう!テープライトが抜けやすいものもあるのでしっか固定できるものを選びましょう。
1.テープライトを接続コネクタ(テープライトと電源プラグ接続用)につなぐ
2.(1)で繋いだテープライトを電源供給プラグと繋ぐ
[最終チェック]カットして残ったテープライトを再利用する場合の注意点
再利用したテープライトを安全に使用する方法について
防塵・防滴対策をしてトラッキング現象を起こさないようにする
[重要]残ったテープライトを再接続して5M以上にしない
5M以上の長さでLEDテープライトを使いたい場合には?
編集部からのメモ

最新の高機能モデルのLEDテープライトは、アプリで複数のテープライトを個別に操作・管理できるので5M以下の製品を複数購入して使用するのもありです。
よくある質問・疑問点
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Q.余ったテープを光らせるには、また高いセットを買い直さないとダメですか?
A.
いいえ、その必要はありません。新しく買うのは、「専用コネクタ」と「ACアダプター」という2つの小さな部品だけで大丈夫です。数百円から千円程度で揃えることができ、新しいテープライトのセットを丸ごと買うより、ずっとお得に再利用できますよ。
ただし、製品によっては「余ったテープライトは廃棄してください」と指定されている場合があります。その場合は、接続コネクタを購入しても無駄になるので、事前に製品の注意書きを確認しましょう。この記事の余ったテープライトが再利用できるかをチェックする方法の章をご覧ください。
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Q.余った部分って、元のテープより暗くなったりしませんか?
A.
ご安心ください、明るさは全く同じです!
LEDテープは、どこでカットしても、それぞれの部分が同じ性能を持っています。そのため、余った部分だからといって、光が弱くなることはありません。正規品と同じ明るさで、しっかりと輝いてくれます。 -
Q.電気に詳しくない素人ですが、自分でやっても感電したり、危なくないですか?
A.
接続コネクタに挟むタイプなら、テープライトの再利用は危険性は高くありません。
LEDテープで使われている電気は「直流12V」など、非常に弱い電圧です。これは、乾電池と同じようなレベルで、万が一触れてもビリっとくることはまずありません。スマートフォンの充電器を扱うのと同じような感覚で、安全に作業できますのでご安心ください。 -
Q.コンセントがない場所(クローゼットの中など)でも使えますか?電池で光らせたいです。
A.
はい、光らせることができます!
コンセント用のACアダプターの代わりに、「電池ボックス」や「USBアダプタとモバイルバッテリー」を使えば可能です。乾電池などでLEDテープを光らせることができるので、コンセントがない場所でも、好きなところを照らして楽しむことができますよ。 -
Q.ハサミマークの少し横で切ってしまいました…。もうこのテープは使えませんか?
A.
大丈夫、まだ使えますよ!
もしカットする線を少し間違えてしまっても、そのすぐ近くにある、次の「ハサミマークと銅色の点々」の部分で、もう一度キレイにカットすれば問題ありません。失敗を恐れずに、チャレンジしてみてくださいね。 -
Q.LEDが点灯しない、または点滅を繰り返してしまいます。
A.
点灯しない、または点滅(チカチカする)といった症状の多くは、LEDテープとコネクタの「接触不良」が原因です。以下の点をご確認ください。
コネクタの接続: コネクタの金具がテープの銅線接点にしっかりと食い込むように、フタを強く押し込んでください。
極性の確認: LEDテープと電源には「+(プラス)」と「-(マイナス)」の極性があります。それぞれの極性が正しく対応するように接続されているかご確認ください。
接点の清掃: テープの接点部分にホコリや油分が付着していると、通電の妨げになる場合があります。乾いた布などで清掃してから再度お試しください。 -
Q.防水(シリコンチューブ)タイプのテープで、コネクタのフタが閉まりません。
A.
防水タイプのLEDテープは、表面がシリコン素材で覆われているため、その厚みでコネクタが閉まらない場合があります。その際は、コネクタに接続する部分のシリコンをカッターナイフなどで薄く取り除いてから接続してください。
※作業の際は、内部の基板やLEDチップを傷つけないよう、十分にご注意ください。
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Q.余ったテープ同士を繋げて、延長することはできますか?
A.
はい、可能です。余ったLEDテープ同士を連結させることで、より長くしてお使いいただけます。
ただし、延長には電圧や電流に関する注意点があります。安全な延長方法や分岐に関する詳細な手順については、以下の記事で詳しく解説しています。*基本的に5M以上の長さにしないようにしましょう。5M以上の長さに連結するには専門的な知識が必要になります。
関連記事: LEDテープライトを安全に延長・分岐させる方法
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Q.再利用するにあたり、発熱や火事の危険性はありませんか?
A.
安全にご利用いただくためには、使用するLEDテープの長さや消費電力(W数)に適した「ACアダプター(電源)」を選ぶことが最も重要です。テープに対して電源の容量が不足していると、アダプターが過度に発熱する原因となり危険です。製品の仕様を確認し、必ず余裕を持った容量のACアダプターをご使用ください。
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Q.接続には、はんだ付けが必要ですか?
A.
いいえ、専用のコネクタを使用すれば、はんだ付けは不要です。コネクタは工具なしで簡単に取り付けが可能で、初心者の方でも確実な接続ができます。
専用コネクタを使用せずに配線とLEDテープを繋ぐときは、「ハンダ付けの」作業が必要になります。その他には、より強固な接続が求められる場合や、特殊な設置を行う上級者向けの手段とお考えください。
残ったテープライトの再利用に必要なものはこちら
接続コネクタ
テープライトをカットした残りは点灯する?残ったテープライトを再利用する方法を徹底解説
この記事では、カットして余ったLEDテープライトが使えるのか?どこで判断すれば良いの?使える場合はどうやれば良いの?という疑問に対する回答を解説させていただきました。他にもよくある疑問のひとつ「角の曲げ方や延長の方法」については別の記事で解説しているのでそちらをご覧ください。
長さが足りないといけないので長めに買ったテープライトが予想以上に余ったときの「もったいない」という気持ちよくわかります。なんとか再利用できないかと誰でも考えますよね。でも大丈夫です。
新しい電源と接続コネクタを用意すれば、誰でも簡単に「カットして余ったテープライト」を点灯する状態にすることができます。
ただし、この記事でご紹介したように、そもそも再利用できる製品と再利用できない製品があります。再利用できないタイプの製品は、安全面に配慮した設計で廃棄する仕様になっている場合が多いため、その場合は、無理に使用しようとせずに廃棄しましょう。
この記事が、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ここまでご覧いただきありがとうございました。
















