【屋外・車・キャンプ】LEDテープライトは「外」で使える?防水処理と電源の正解を完全ガイド
「コンセントがない」「雨に濡れる」。そんな悪条件に対応するDIYの方法とは
LEDテープライトは、「防水防塵等級(IP65以上)」の製品を選べば、屋外や車内、キャンプでも安全に使用可能です。
ただし、室内用を外で使うとショートや故障の原因になります。この記事では、必須となる「カットした断面の防水処理(コーキング)」の手順や、コンセントがない場所での「電源確保(モバイルバッテリーやシガーソケット)」の正解をプロが解説します。
お部屋の間接照明として大活躍のLEDテープライト。実は、車の足元や玄関のアプローチ、キャンプのテント装飾など「外」の世界でも大活躍するんです。
でも、「雨に濡れても平気?」「コンセントがない場所の電源は?」「部屋で余ったテープをそのまま使っていいの?」と、外ならではの疑問や不安がありますよね。
この記事では、そんな疑問を解決する「車・屋外専用の選び方」と、絶対にやっておきたい「防水処理のテクニック」を分かりやすく解説します。
- 室内用をそのまま使うと失敗する?屋外でテープライトを使用するなら知っておきたいこと
- ① 車のカスタム:足元(フットライト)から始める大人のDIY
- ② 玄関・庭・ベランダ:家の「顔」を光で彩る
- ③ 【番外編】キャンプ:テントサイトを「映える」空間に
- 外で使うなら必須!「防水性能」と「末端処理」の知識
- 【基本】樹脂コーティング(PU/シリコン)タイプの場合
- 【最強】シリコンチューブに通す方法(自作完全防水)
- IP65とIP67の違い。水没はNG!
- 【必須】カットした端っこは「防水処理」で寿命を延ばす
- チューブで補強した場合は、市販の両面テープなどで固定
- よくある質問・疑問点
- 屋外でテープライトを楽しめるアイテム
- まとめ / 【屋外・車・キャンプ】LEDテープライトは「外」で使える?防水処理と電源の正解を完全ガイド
室内用をそのまま使うと失敗する?屋外でテープライトを使用するなら知っておきたいこと
室内用をそのまま使うと失敗する?「外」特有のハードル
家の中で余ったテープライトを、そのまま車やベランダに貼ろうとしていませんか?
屋外には「雨・湿気」、車には「電圧の違い」や「法規制」など、室内にはないハードルがあります。知らずに使うと、すぐに壊れるだけでなく、最悪の場合はショートや整備不良のリスクも。
正しい知識があれば、愛車も家も「おしゃれなライトアップ」ができる
逆に言えば、ポイントさえ押さえればこれほど楽しいDIYはありません。
ドアを開けた瞬間の高級感、帰宅時にホッとする玄関の明かり。プロに頼むと数万円かかる施工も、DIYなら数千円で実現できます。
屋内用と思われがちなテープライトですが、実は屋外での使用用途も多いんです。
すぐにでも真似したいところですが、その前にお伝えしたいことが…。
実は、屋外で使用するなら押さえておきたい使用上の注意と製品の選び方があるんです。
ここを蔑ろにすると短期間で壊れてしまったという悲しいことになりかねません。
この記事では、「LEDテープライトを屋外で使用する際に重要なポイント」を実例を上げながら解説していますの是非最後までご覧ください。
車の内装を自分でおしゃれにカスタムしたい方
玄関や庭が暗くて防犯面で不安がある方
キャンプサイトを明るく、映える空間にしたい方
ガーデンライトに興味がある方
① 車のカスタム:足元(フットライト)から始める大人のDIY
ドアを開けた瞬間の「おもてなし感」が劇的にアップします。
電源はどこから?「USB」か「シガーソケット」が正解
車のDIYで一番の壁は「電源の確保」です。ヒューズボックスから取るのは難易度が高いですが、もっと簡単な方法があります。
– USBタイプ(5V): 車にUSBポートがあれば挿すだけ。モバイルバッテリーも使えます。
– シガーソケット(12V): シガーソケットに挿すタイプなら、配線加工なしで強力な光量が得られます。配線をフロアマットの下に隠せば、見た目は純正オプションそのものです。
【重要】電圧の問題。「12V」と「24V」を間違えない
車用のテープライトを買う時は、必ず「電圧(V)」を確認してください。
– 乗用車・バイク: 12V専用
– トラック・バス: 24V専用
間違えて「12V車に24V用」を繋ぐと暗くて点きませんし、「24V車に12V用」を繋ぐと一瞬で焼き切れて故障する恐れがあります。自分の車の電圧を必ずチェックしましょう。
【注意】「流れるウインカー」などはプロに任せよう
テープライトといえば「シーケンシャルウインカー(流れる方向指示器)」や「アンダーネオン」も人気ですが、これらは「車の外装(保安部品)」に関わるため、DIYの難易度とリスクが一気に上がります。
ウインカーや外装ライトには、厳格な「保安基準(明るさ・色・点滅周期など)」があります。
適当に貼ると「整備不良(違法改造)」となり、車検に通らないだけでなく、警察に止められる可能性もあります。
外装のカスタムは、知識のあるプロショップに相談することを強くおすすめします。当サイトでは、安全に楽しめる「車内(フットライト)」のDIYを推奨します。
② 玄関・庭・ベランダ:家の「顔」を光で彩る
「装飾」だけでなく、空き巣から家を守る「防犯」としての光。
玄関ポーチ・表札:「ソーラー × 人感センサー」が最強
屋外にはコンセントがないことが多いですが、諦める必要はありません。
「ソーラー充電式」を選べば配線は一切不要。昼間に勝手に充電し、夜になれば点灯します。
さらに「人感センサー」付きを選べば、人が近づいた時だけ明るくなるため、鍵穴を探す時の明かりとしてはもちろん、不審者への威嚇(防犯ライト)としても機能します。
【防犯効果】「光」は空き巣が一番嫌がる防衛策
屋外のテープライトは、単なる装飾ではありません。
泥棒や空き巣は「光」と「人の目」を嫌います。あえて明るくすることで、防犯効果が期待できます。
スケジュール点灯で「在宅」を装う
SwitchBotなどのスマートプラグやタイマーを使って、夕方になったら自動でベランダや玄関が点灯するように設定します。留守にしていても「人がいる気配」を出せるため、旅行中などの防犯に効果的です。
光による防犯と合わせてやっておきたい、「窓」のセキュリティ対策。
SwitchBotなどのスマートホーム機器を活用した、現代の防犯術についてはこちらの記事で解説しています。
③ 【番外編】キャンプ:テントサイトを「映える」空間に
「貼る」のではなく「吊るす」。アウトドア専用の選び方。
テントには「貼らない」。吊るせる「巻き尺型」が便利
モバイルバッテリーで動くUSBタイプなら、電源のないキャンプ場でも使えます。
テントのポールに沿わせたり、タープに吊るしたりすれば、ランタンとは違う幻想的な夜を演出できます。
ただし、選び方に重要なポイントがあります。
室内用のテープライトは「裏面が粘着テープ」になっていますが、これをテントに貼ると汚れたり、一度きりで使い捨てになってしまいます。
アウトドアで使うなら、最近人気の「収納巻き取り型(メジャー型)テープライト」が正解です。
- 特徴: 粘着テープがなく、フックや磁石で吊るして使います。
- 収納: クルクルとケースに巻き取れるので、持ち運びもコンパクト。
- 機能: そのまま懐中電灯として使える2WAYタイプも人気です。
外で使うなら必須!「防水性能」と「末端処理」の知識
「防水テープを買ったから安心」ではありません。ここを見逃すとすぐに壊れてしまうリスクも。プロの防水テクニック。
レベル別・防水加工のテクニック
屋外や車外で使う場合、テープライトの種類によってやるべき処理が変わります。
自分の選んだテープに合わせて、適切な処理を行いましょう。
【基本】樹脂コーティング(PU/シリコン)タイプの場合
表面がぷっくりとした樹脂で覆われている一般的な防水タイプ(IP65)です。
「防水だからそのまま切って使える」と思われがちですが、ハサミで切った「断面」は銅線が剥き出しになっています。
屋内ならそのままでも平気ですが、屋外ではここから雨水や湿気が侵入し、内部がサビて点灯しなくなります(毛細管現象)。
必ず以下の処理を行ってください。
- テープを指定の場所でカットする。
- 断面に「バスコーク(防水コーキング剤)」または「セメダイン スーパーX」などの弾性接着剤を盛る。
- 乾燥させて、銅線が空気に触れないようにする。
※専用の「エンドキャップ」がある場合は、中に接着剤を充填して被せるとさらに完璧です。
【最強】シリコンチューブに通す方法(自作完全防水)
「絶対に水を入れたくない」「車の下(アンダーネオン)に使いたい」
そんな時は、「非防水のテープライト」を「シリコンチューブ」に通して密封する方法が最強です。
手間はかかりますが、IP67〜IP68相当の完全防水を作れます。
- 準備:「中空のシリコンチューブ(テープ幅に合うもの)」と「非防水テープライト」を用意します。
- 挿入:チューブの中に呼び線(紐)を通し、テープライトを引っ張り込みます。
- 密封:チューブの両端にたっぷりとバスコーク(コーキング剤)を注入し、専用のエンドキャップで蓋をします。
- 乾燥:完全硬化するまで1日待ちます。これで水没しても大丈夫なライトの完成です。
IP65とIP67の違い。水没はNG!
屋外で使うなら、防水等級(IPコード)の確認は必須です。
– IP65(防滴): 水をかけられても大丈夫(雨はOK)。多くのテープライトはこれです。
– IP67/68(完全防水): 水に沈めても大丈夫(水没OK)。
注意すべきは、IP65は「水没」には耐えられないということ。
雨が降った時、「水たまり」ができるような場所(地面の窪みなど)に設置するのは避けましょう。
【必須】カットした端っこは「防水処理」で寿命を延ばす
「防水タイプだから、切ってそのまま貼ればOK」と思っていませんか?
実は、一般的なコーティングタイプのテープライトは、ハサミで切ると「樹脂と基盤の間に目に見えない隙間」ができることがあります。
屋内なら問題ありませんが、屋外ではそこから雨水が侵入し、内部がサビて故障する原因になります(毛細管現象)。
一部の製品では「処理不要」とされているものもありますが、長く愛用したいなら、念には念を入れて「断面を塞ぐ」ことをおすすめします。
ホームセンターで売っている「バスコーク(お風呂用の防水コーキング剤)」を、カットした断面に少し盛り、乾燥させます。
このひと手間をかけるだけで、防水性能の信頼度が格段に上がり、故障のリスクを減らせます。
チューブで補強した場合は、市販の両面テープなどで固定
シリコンチューブでテープライトを補強してしまうと最初からついている両面テープがつかえなくなるケースも。そんな時は、市販の両面テープの強力なものやコードクリップ、結束バンドなどを使用しておていしましょう。
外で使用する場合は、撤去することも考えて結束バンドで固定しておくと、撤去が楽で再利用も可能なのでオススメですよ。
- 3Mなどの市販の両面テープ
- 魔法のテープ
- コードクリップ
- 結束バンド
よくある質問・疑問点
-
Q.LEDテープライトを使用した車は、車検には通りますか?
A.
車内(フットライト)で、光源が直接見えず、運転の妨げにならない明るさであれば基本的に問題ありません。
ただし、点滅させたり、赤色灯を前方に見せたりするのはNGです。検査官の判断による場合もあるため、車検時はOFFにするか取り外せるようにしておくと安心です。
-
Q.防水テープライトはお風呂でも使えますか?
A.
IP65以上の防水性能があれば使えますが、お湯(高温)や湿気による劣化には注意が必要です。湯船の中に沈める使い方は(IP68でない限り)できません。
一般的な電化製品としての使用できる範疇での使用が推奨されます。取扱説明書にある使用方法をよく読み正しくご使用ください。
屋外でテープライトを楽しめるアイテム
アウトドア用 LEDテープライト
メジャーのような巻き取り式LEDライト
【屋外・車・キャンプ】LEDテープライトは「外」で使える?防水処理と電源の正解を完全ガイド
この記事では、屋外でもテープライトを有効に使用する方法をご紹介させていただきました。
車や屋外のDIYは、室内よりも「安全性(防水・法令)」への配慮が必要です。しかし、それをクリアした時の達成感と、夜の景色の美しさは格別です。
LEDテープライトを使用した夜間のライトアップは、綺麗なだけではなく、防犯機能としてのメリットもあります。
しかも、プチプラで実現可能です。
まずは「USBで繋ぐだけのフットライト」や「ソーラー式のガーデンライト」から始めてみませんか?
あなたの家と車が、夜だけ「別の顔」を見せてくれるはずです。
ただし、屋内用よりも厳しい環境になりますので、防水防塵性能の高い製品を選ぶように注意しましょう。
この記事が、みなさまの楽しい生活のヒントになれば幸いです。最後までご覧くださりありがとうございました。
「他にもどんな活用アイデアがあるの?」「失敗しない選び方や貼り方は?」
LEDテープライトに関する基礎知識から、プロの配線隠し、場所別の実例まで、すべての情報を網羅した総合案内記事はこちらです。
▶︎ 【完全ガイド】LEDテープライトとは?使い方・選び方からプロの配線隠しまでを徹底解説