家庭用脱毛器 と医療脱毛 サロン美容脱毛との違い
家庭用脱毛器と医療脱毛との違い
このページでは、家庭用脱毛器の特徴、サロンや医療用脱毛との違い、一番気になる具体的な内容について説明しています。
家庭用脱毛器と医療脱毛、サロン脱毛では脱毛の方式、必要な金額、必要な施術期間、施術できるパーツに違いがあります。それぞれの特徴を抑えて自分にぴったりの方法を選びましょう
医療用脱毛とは
エステサロン脱毛とは
家庭用脱毛器の特徴
医療脱毛とは
クリニック・皮膚科で行われる医療用脱毛は、国家資格をもつ医療従事者が施術を行います。高出力なレーザー医療機器を、痛みを緩和する装置等を駆使しながら施術を行います。
医療脱毛では、発毛組織(毛母細胞・毛乳頭など)を破壊するレーザーを照射することで、永久脱毛が行えます。 もし、永久脱毛を希望するのなら医療脱毛しか選択肢はありません。
発毛をうながす細胞を破壊する高出力なレーザー脱毛機器は、医療機器です。 医療機器は、医師免許のない一般の方が使用することはできません。また、法律上医師が駐在するクリニックでしか使用できません。
したがって、永久脱毛は医療クリニックでのみ行える施術になります。
医療機器とは
医療機器とは、病気の治療や診断、予防などに使ったり、人間の身体の構造や機能に影響を与える可能性のある機械や器具のことです。出典:薬機法
「永久脱毛」は、法律で規制されており、医療機関でのみ施術が許可されています。 また「永久脱毛」という言葉や表記も同様に規制されています。
ちなみに「永久脱毛」という言葉は、「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下である状態」等を意味します。「永久に毛が生えない」という文字通りの意味ではありません。
医療脱毛のメリット・デメリット
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医療脱毛のメリット
- 永久脱毛が可能
- クリニックで行う医療行為なので不安がない
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医療脱毛のデメリット
- 費用が高額
- 地方には、有名なクリニックがない
エステサロンでの美容脱毛とは
エステサロンで行われる美容脱毛は、研修などで指導を受けたスタッフが施術を行います。
脱毛機器で施術を行う場合には、主に「光脱毛機器」が使用されています。
光源よる施術は「光エステ」「フラッシュエステ」として記載されるケースが多いようです。
黒色に反応する波長の光を照射し、毛根のメラニン色素に作用させることで減毛ができます。効果は、発毛をさまたげることにとどまり、永久脱毛はできません。
毛細胞を破壊する医療行為ではないので、一定の期間が経つと再び毛が生えてきます。
エステでのレーザー脱毛は法律に抵触しますが、毛根部分を傷つけない出力の低いレーザー脱毛・光脱毛は行われているケースがありました。
エステサロン美容脱毛器への取り締まりの強化により、数は減りましたが、施述の広告表現があいまいなケースは注意しましょう。
美容脱毛の施述イメージ
メンズ リゼさんでは、1回の施術で得られる脱毛効果は、最大でも20%程と言われています。施術は、1・2回目のご照射から体で8~10週間後、顔で6~8週間後を目安に「毛周期」をみながら予約していく…という感じで、「 ツルツルになるまで 8 〜 10回以上の照射が目安 」と説明があります。
費用は、一回/数千円 から総額は300,000円くらいが相場です。
ほかの美容サロンさんでも同様の説明が記載してあるケースがほとんどです。
毛には毛周期というものがあり、成長期・退行期・休止期のサイクルで周っております。 レーザー・光脱毛は成長期の体毛でなければ充分に脱毛効果を与えられないため、施術と施術の間に期間を設け、毛周期が巡るのを待つ必要があります。出典 : メンズ リゼ
美容脱毛のメリット・デメリット
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メリット
- 専門家が施述してくるので安心
- 満足のいく施述に期待ができる
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美容脱毛のデメリット
- 費用が高額
- 予約が取れないなどのトラブルを耳にすることがある
- 地方には、いきたい有名サロンがない場合がある
- 恥ずかしい
家庭用脱毛とは?
家庭用脱毛器は、ご自身でムダ毛の処理を行うための美容機器です。雑貨に分類されます。
人体に破壊や影響を及ぼさない安全に配慮した怪我をしない出力設計で、素人が怪我なく使用できることを前提にしています。
ご自身で施術を行うセルフケアであるため、自己責任であり、うまく光を当てれてない場所があったりと仕上がりにムラがでたりする可能性があります。
セルフケアで上手に処理ができるかは、ご自身の知識とスキル次第になります。
上手に処理するためには、毛周期(毛が生え変わるサイクル)の知識や信頼できるメーカーの機器の情報など、少し勉強しておくと良いかと思います。
余談ですが、未成年でも使用できる脱毛機器の場合は、親子で施術をおこなったり、パートナーに頼んだりといったケースも多いようです。
家庭用脱毛器の種類
光脱毛器機はバリエーション豊富
家庭用脱毛器の中でも最もポピュラーで人気があります。
商品のバリエーションも豊富で、 光を当てるという方式は同じですがIPL方式、THR方式など、さまざまな種類があり、方式ごとに効果の違いがあります。
肌へのダメージや必要な施術回数、処置できる箇所、コスパなどを比較して、ご自身の希望ににぴったりのものを選ぶと良いかと思います。
家庭用脱毛器の特徴 メリット
- クリニックやサロンに比べて費用が安い
- 時間を作ってサロンに通う必要がない
- サロンの予約で悩まなくて良い
- 好きなペースで行える
- 恥ずかしくない
家庭用脱毛器の特徴 デメリット
- 処理の成果は、自分のスキル次第
- やりにくい場所が施術が大変
- お肌へのケアも自分で考えながら行う必要がある
- 適切な機器の選び方が難しい(効果の薄いイマイチな脱毛機器を買ってしまいがち)
家庭用脱毛器 と医療脱毛 サロン美容脱毛との違い
いかがでしたでしょうか?
医療脱毛はレーザーで永久脱毛が可能、エステ美容脱毛は抑毛・減毛、家庭用脱毛器は、その下位互換といった違いがあります。
それぞれ効果や費用や施術期間などが変わってくるので、ライフスタイルに合わせてぴったりの方法を選んでいただけたらと思います。
このページが、みなさまのライフスタイルのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。
このページの内容は、脱毛サロン・脱毛器具販売メーカーさまのセミナーでの情報をもとに作成しています。
掲載商品の記載した効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
出典*イメージ写真の一部は 商品販売元よりお借りしています。