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ダイニング でのペンダントライトの高さとテーブル幅

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INTERIOR COODINATE / EDITORS

ダイニングで使用するペンダントライトの
テーブルからの最適な高さとは

ダイニングの照明器具選びに迷われる方も多いと思います。 ダイニングで照明器具を選ぶポイントは、「部屋の広さ」ではなく「ダイニング テーブルの大きさ」です。

ダイニングの照明器具を選ぶとき、どんなことが気になりますか?
「ダイニングテーブルから照明までの高さは?」「テーブルの大きさに合わせた照明器具の大きさや個数の決め方は?」など気になることはたくさんありますよね。

そこで、この記事では、そんなよくあるお悩みを照明コンサルタントの資格を持つ私が詳しく説明しています。

普段、照明に興味がない方にも読みやすいように、わかりやすく具体例をあげて説明していますので、ダイニングルームの照明器具選びに迷われている方は是非ごらんください。 それでは一緒に見ていきましょう。

より美味しく食事できるダイニングの照明とは


ダイニングでのペンダントライトの最適な高さとは
この記事でわかること

ダイニングルームにペンダントライトが選ばれる理由

ダイニングルームでのペンダントライトの最適な高さ

ペンダントライトとテーブルのサイズの関係

テーブルのサイズとペンダントライトの最適な個数

ダイニングにペンダントライトがオススメな理由

代表的な天井照明には、シーリングライト(天井にピッタリ取り付けた照明器具)とペンダントライト(チェーンやコードで吊るした照明器具)がありますが、ダイニングルームでの照明はペンダントライトが推奨されています。
それはなぜか?その理由に触れる前に、シーリングライトとペンダントライトの特徴を確認してみましょう。

シーリングライト(天井にピッタリ取り付けた照明器具)の特徴
  • 部屋全体を明るく照らす
  • 天井に設置してあるので部屋の空間を広く感じられる
ペンダントライト(チェーンやコードで吊るした照明器具)の特徴
  • 必要な箇所を必要に応じて照らす
  • 天井からの高さの調節ができる(テーブルからの高さの調節ができる)
  • 高さを変えることで明るさの調節ができる
    ペンダントライトが選ばれる理由 – 明るさにメリハリをつけてリラックスできる空間の演出を –

    部屋中を隈なく照らすのは、戦後の日本独特のスタイルです。「部屋中を明るく照らすのが豊かさの象徴」といった感じで、照明会社の広告も住宅展示場も、とにかく家中を明るくすること売りにしている時代がありました。

    しかし、現在では「節電・省エネルギー」・「生活スタイルの欧米化」・「住宅の欧米化」・「間取りの欧米化」をうけ、「部屋全体を明るく照らす」から「複数の照明でメリハリのある明るさを確保する」という照明計画が推奨されています。

    明るさにメリハリのある照明計画は、住宅事情にあわせたハード面の理由だけでなく、「明暗の抑揚がうまれると空間の奥行きが増し、よりリラックスしやすい環境になる」という心理的にプラスの効果があることが証明されています。

    最近のダイニングルームは、昔に比べ、リビングダイニング、ダイニングキッチンと空間が広がっている傾向にあります。

    そこでダイニングルームでは、「リラックス空間の演出」といった観点でも、部屋全体を照らす「シーリングライト」よりもより「明るさのメリハリ」を生み出すペンダントライトがオススメとされています。


    テーブルの幅が150cmのときのペンダントライトの高さと大きさと数

    テーブルの幅150cmのときのペンダントライトの高さと大きさを示した図

    *天井の高さは住宅によって異なるので、一般的なテーブルの高さを基準にそこからの照明器具の高さで検討するのが一般的となっています。
    解説している参考値は目安となります。テーブルの高さや身長にあわせての微調整は適宜ご検討いただければとおもいます。

    テーブルの幅150cmまでのときのペンダントライトの高さと大きさは
    • テーブルからのペンダントライトの高さ・・・60cm 〜 80cm
    • ペンダントライトの大きさ・・・40cm 〜 50cm
    • ペンダントライトの数・・・1灯
    より明るさのメリハリを強調したライフスタイルの北欧では、「テーブルからの高さは50cm」とされているケースもありますが、日本の住宅の照明設計では「60cm 〜 80cm」が一般的です。
    ペンダントライトの数はテーブルの中心に1灯。ペンダントライトの大きさは「40cm 〜 50cm」が目安です。

    テーブルの中心と照明器具の配置がズレる場合は?

    テーブルの中心と照明器具の配置を合わせる方法4つあります。 天井に穴を開けたり、工事ができる場合
    • 配線ダクト(ダクトレール)を天井に設置する
    • コードハンガーを使用する
    天井に工事ができない場合
    • 簡易ダクトレールを天井に設置する
    • ペンダントサポーターを設置する


    テーブルの幅が150cm 〜 180cmのときのペンダントライトの高さと大きさと数

    テーブルの幅150cm 〜 180cmのときのペンダントライトの高さと大きさを示した図
    テーブルの幅150cm 〜 180cmのときのペンダントライトの高さと大きさは
    • テーブルからのペンダントライトの高さ・・・60cm 〜 80cm
    • ペンダントライトの大きさ・・・40cm 〜 50cm
    • ペンダントライトの数・・・2灯
    テーブルの幅が150cm 〜 180cmの長さになる場合は、高さは60cm 〜 80cm。 1灯では端が暗くなるので2灯がオススメです。
    ペンダントライトの数はテーブルの中心にから左右に分割した空間の中心に1灯ずつ配置、ペンダントライトの大きさは「40cm 〜 50cm」が目安です。

    天井配線器具が一つしかない場合は?

    天井配線器具が一つしかない場合に複数の照明を設置する方法3つあります。 天井に穴を開けたり工事ができる場合
    • 配線ダクト(ダクトレール)を天井に設置する
    天井に工事ができない場合
    • 簡易ダクトレールを天井に設置する
    • ペンダントサポーターを設置する


    テーブルの幅が180cm以上のときのペンダントライトの高さと大きさと数

    テーブルの幅が180cm以上のときのペンダントライトの高さと大きさを示した図
    テーブルの幅が180cm以上のときのペンダントライトの高さと大きさは
    • テーブルからのペンダントライトの高さ・・・60cm 〜 80cm
    • ペンダントライトの大きさ・・・15cm 〜 20cm
    • ペンダントライトの数・・・3灯以上(テーブルの長さに合わせて増やす)
    テーブルの幅が180cm以上の長さになる場合は、高さは60cm 〜 80cm
    ペンダントライトの数は、3灯以上がオススメです。なるべく等間隔に配置し、テーブルの長さに合わせて数は調節しましょう。
    ペンダントライトの大きさは、各1灯が大きくなると「圧迫感が増す」「重さが増える」ので、ひとつの照明器具の大きさは「15cm 〜 20cm」くらいが目安です。

    ペンダントライトを複数使用する場合はここに注意!

    配線ダクト(ライティングレールまたはダクトレール)にペンダントライトを複数ならべる場合は、「総重量」と「合計アンペア数」に注意しましょう。
    安全のため、必ず配線ダクトの「総重量」と「合計アンペア数」を確認の上、許容範囲で使用しましょう。

    まとめ

    ダイニング でのペンダントライトの高さとテーブル幅

    いかがでしたでしょうか?

    このページでは、ダイニングルームの照明器具の選び方を解説しました。

    オススメな照明器具は吊り下げるタイプのペンダントライト。テーブルからの高さは、「50 〜 80cm」。ペンダントライトの個数は、テーブル幅が150cmまでなら1灯。ペンダントライトの大きさは「40 〜 50cm」が目安です。

    テーブル幅が長くなる場合には、この記事を参考に適宜選んでいただけたらと思います。

    この記事が、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。


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