[購入前に要チェック] 知っておくべきLED電球の特徴・メリット・デメリット
経済的で交換頻度が少ない「LED電球」の魅力とは
経済的で長期間しようできる、多機能なLED電球の魅力についてご紹介しています。
弊社でお取り扱いのある照明器具のほとんどが「白熱球」、「LED電球」「セット電球なし」の3つのオプションの中からお選びいただけるようになっています。
ただ、電球についてそんなに興味がないし、詳しくなくて、いったいどれを選んで良いのかよくわからないかもしれません。
このページでは、照明器具の電球選びに悩まれている方向けに、照明コンサルタントの資格を持つライターが、できるだけわかりやすく「LED電球」の特徴・種類・メリット・デメリットについてご紹介しています。
照明器具のセット電球を選ぶ際に参考にしていただければと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
LED電球の特徴・概要
LED電球球のメリット・デメリット
LED電球の特徴について
製品の性能の進歩が早く、価格も販売開始当初より、年を追うごとに購入しやすい価格になっています。
蛍光灯が生産が終了し、次世代の主力光源となる電球です。
LED電球の種類と見本
製品によって見た目の雰囲気が変わるので、電球が目立つタイプの照明器具に取り付ける場合は、注意しましょう。
弊社で取り扱いのあるLED電球は、「一般球型LED電球(電球色)」であることがほとんどです。
LED電球を購入するときは配光方向に注意
一般的に、配光角度が広いほど、光が広範囲に広がり、配光角度が狭いほど、光が狭い範囲に集中します。 LED電球の配光方向は、LED電球のパッケージに記載されているので、取り付ける場所に適した「配光方向」を選ぶと良いかと思います。
天井に取り付けるタイプの照明器具なら配光角度が広いLED電球が適しています。天井に取り付ける照明器具は、光を下方に照射するため、配光角度が広いタイプを選ぶことで、部屋全体を明るく照らすことができます。
LED電球のメリット・デメリット比較表
LED電球のメリット | LED電球のデメリット |
寿命が長い(定格寿命 約14,000 〜 40,000時間) | 単価が高い |
消費電力が低く経済的(白熱球の約14%) | 同じW数相当の白熱球と比べるとやや暗い |
LED電球は紫外線を含まない | これまでの電球と比べて重い |
メーカー製だと長期保証がある場合も | 配光方向によっては暗く感じる |
LED電球のメリットを詳しく深掘り
LED電球の主なメリットです。
- 電気代が安い
- 寿命が長い
- 環境に優しい
- 調光機能が付いているものが多い(電球本体に)
- 振動や衝撃に強い
- 熱を発しにくい
- 色温度や明るさが調整できる
- 光が均一でムラがない
- デザインが豊富
LED電球のデメリットを詳しく深掘り
- 白熱電球や蛍光灯に比べると価格が高い
- 色ムラが出ることがある
- 点灯直後は明るさが低い
- 調光器によっては使用できない
- 熱に弱く場所によっては取り付けできない
- 電球ひとつが重い
- 低品質で壊れやすい製品がある
白熱電球や蛍光灯に比べると価格が高い
安価な白熱電球や蛍光灯と比較すると電球ひとつの価格が高い傾向にあります。
多機能になるほど単価は高くなり、スピーカー機能がついたスマート家電タイプは数万円ほどで販売されています。
明らかに単価が一般小売価格より極端に安い製品には注意しましょう。残念がらすぐに故障する粗悪品がかなり多く出回っていて、照明の業界団体からも注意喚起がされています。
LED電球を購入する場合は、「保証があるメーカー品」がおすすめです。1年保証が一般的ですが、中には5年保証までついてるメーカーもあります。
色ムラが出ることがある
古い技術のLED電球を購入しないようにご注意ください。
点灯直後は明るさが低い
調光器によっては使用できない
調光機能がついた部屋や設備によっては、「LED電球が使用できない」ケースがあります。LED電球は、電流の変化に敏感で、調光器によっては、LED電球の電流を正しく制御できず、点滅したり、明るさが不安定になったりすることがあります。
LED電球を調光器で使用する場合は、調光器側もLED電球に対応しているかどうかを確認する必要があります。また、調光器の明るさの調節範囲も確認する必要があります。調光器の取扱説明書をよく読んで事前に確認しておきましょう。
熱に弱く、場所によっては取り付けできない
例えば、お風呂の中の照明器具などは「密閉器具対応」型のLED電球を選ばないといけません。
電球ひとつが重い
「重さ」が原因で、LED電球使用不可のケースもあるので電球をたくさん使う照明器具や、複数並べるダクトレール(ライティングレール)での使用の場合は注意しましょう。
白熱球とLED電球の特徴・性能を比較してみました
項目 | 白熱電球 | LED電球 |
---|---|---|
明るさ | 明るい | 明るい |
色温度 | 暖色系 | 暖色系、昼白色、昼光色 |
消費電力 | 約60W | 約6W |
寿命 | 約1,000時間 | 約40,000時間 |
発熱量 | 約600W | 約6W |
効率 | 10% | 70% |
環境への影響 | 悪い | 良い |
価格 | 100円前後 〜 | 500円前後 〜 |
調光機能 | 対応 | 対応 |
振動耐性 | 悪い | 良い |
衝撃耐性 | 悪い | 良い |
長寿命化 | できない | できる |
メンテナンス | 要 | 不要 |
リサイクル | 簡単 | 難しい |
LED電球セットはこんな人におすすめ
- すぐに使える状態の照明器具が必要な方
- 電気代を抑えたい方
- 電球の交換をなるべくしたくない方
- 地球環境に配慮したい方
コスパを重視したい方にオススメ。
イニシャルコスト(購入費用)は、少しかかりますが、消費電力と定格寿命を見た時に、LEDの方がランニングコストの面で圧倒的に優れています。
また、電球の交換頻度が圧倒的に少ないので、「できるだけ電球の交換作業をしたくない方」にもおすすめです。
天井に取り付ける「シーリングライト」など、電球の交換が面倒な場所・高い場所などに使用する電球として高齢者や女性だけでお住まいの方におすすめです。
弊社で取り扱いのあるLED電球セットの電球は一般的なタイプで、「〇〇対応」などの多機能タイプではありません。
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[購入前に要チェック] 知っておくべきLED電球の特徴・メリット・デメリット
いかがでしたでしょうか?この記事では、LED電球の特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。
LED電球は、コストパフォーマンスの面では、単価が高く購入コストがかかりますです。その反面、商品の寿命が長く(買い替え頻度が少ない)電気代が安いといった特徴があります。イニシャルコスト(購入費)は高めだが、ランニングコストは低いと言えます。
また、SDGsや地球環境への配慮といった側面でとても優れていて次世代の主力となる電球です。
ただ、それでも「白熱球のフィラメントの暖かでノスタルジックな雰囲気が捨てがたい」といった方も多いかと思います。
そんな方にぴったりな、LED電球でも見た目は、白熱電球に見える「フィラメントタイプのLED電球」も販売されていますので、見た目とランニングコストのメリットを両立したい方にはオススメです。
この記事が、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありごとうございました。