LEDテープライトの明るさや電源 購入前に確認すべき基本ガイド
LEDテープライト の基本情報を確認しよう
このページでは、LEDテープライト の基本的な知識・用途にあわせた商品選びに役立つ情報をまとめています。
人気の「LEDテープライト」。
SNSのオシャレなお部屋の投稿やお店のディスプレイで見かけたことがある方も多いかと思います。
気になってはいるものの…電源はどうなっているのかな?あれってどうやって使うのかな?といろいろ疑問に思うことも多いですよね。
そこでこのページでは、照明コンサルタントの資格を持つ私が、「購入前に知っておくべきLEDテープライトの基本情報」として、基本的な仕組み、電源の種類、明るさや長さ便利な機能、節電性能(気になる電気代)などについてまとめました。
普段、DIYをやったことがない方にも読みやすいように簡潔に説明していますので、
LEDテープライトに興味がある方、インテリアやDIYに興味がある方は是非ご覧ください。
それでは早速見ていきましょう。

LEDテープライトの基本的な仕組み
LEDテープライトの電源の仕組みについて
LEDテープライト の明るさや色温度について
LEDテープライト 防水や機能について
LEDテープライトの便利な機能
LEDテープライト の基本的な仕組み・特徴
使い方にあった商品選びをするための基本情報
LEDテープライトの長さや明さ種類を解説
LEDテープライト の仕組みとは?
LEDテープライトは、両面テープにLEDチップがついたような照明器具です
LEDテープライトは、帯状の柔らかくて薄い照明です。テープには、光を発するLEDチップが連なっています。
LEDテープは、部屋の一部を明るくしたり、装飾のためにカラフルな光を演出する目的で使われます。
別の呼び方として「 LEDリボンライト 」、「 LEDストリップライト 」と呼ばれることもあります。
テープライトのメリット
- 1.簡単設置!工事不要・取り付け簡単!両面テープで好きな場所に貼れる
- 2.コスパ抜群!価格が手頃で試しやすい
- 3.省エネ!電気代も優しい
- 4.バリエーション豊富(用途に合わせて種類が豊富)
- 5.スマホでOn・OFF、音楽連動など多機能
テープライトの使い方は?
設置は簡単だけど、綺麗に見せるならひと工夫を
基本的には、設置したい場所に貼り付けて電源を供給するだけで点灯します。
簡単に設置できてしまう分、「えいやっ!!」と勢いで設置してしまい、
私の場合は、「もっとこうしたい」、「やっぱりああしたい」など貼ったあとに気づくことがいっぱいありました。(貼り直しができないので軽く後悔…)
LEDテープライトを上手に楽しむためには、電源からの配線を隠したり、明るさやLEDチップの向き、明るさや色温度、オン・オフをどうするか…など、綺麗な見せ方、かつ便利に使うとなると事前に知っておきたかったと思った情報がたくさんあります。
この記事では、そんな私の失敗した経験から「先に知っておきたかったポイント」を中心にご紹介しています。
購入前にぜひ参考にしていただけたらと思います。
[ 確認 Point 1 ]テープライトの電源供給の方法は?
初心者は電源接続ユニット付きを選びましょう
LEDテープライトは電源の供給のタイプは、主に以下の5つの種類があります。
DIY初心者の方は、電源コンセントや電源プラグ、USBやバッテリー付きなど電源接続が簡単なタイプがオススメです。
-
LEDテープライトの電源の種類
- 電源アダプタ
- 電池式
- USB式(モバイルバッテリーが使用可能なものも)
- ソーラーバッテリー式
- 電源がないタイプ(別売り)
オススメなタイプはUSBか電池タイプ
電池タイプなら配線の心配をしなくて済みますよ
手軽に設置しやすいのは、電池式タイプかモバイルバッテリーなどにも接続できる「USB電源タイプ」です。
配線を見えないように設置しやすく、電源から距離を考慮しなくて良いので電池タイプか「USB電源タイプ」がオススメです。
数メートル以内の小規模な使用なら、電池式で試してみると良いかと思います。
電源なしのタイプもあります。
テープライトには、「電源に繋ぐためのプラグのみ」の商品や、そのプラグも付いていない「テープライトのみ」の商品も販売されています。
これらは、部品としての「テープライト」です。
DIYが得意な方向けの「別売りの単体パーツ」と思っていただけるとわかりやすいかと思います。
電源と繋ぐ部分がないので、価格もお安いですが、テープライト単体なのでこれだけでは点灯しません。
初心者の方は間違って購入してしまわないように注意しましょう。
「テープライト単体」は、部品として「 LEDチップが並んだテープだけ 」の状態で、ロール状に巻かれた状態から、必要な長さをカットし、別売りの電源供給部分やコントローラーと接続する端子をハンダ付け(差し込むだけの場合も)、漏電防止措置などの安全措置を施した上で使用します。
これは、主に専門業者さんや「 電気工事士 」の資格を持つ、電源と配線の接続ができる人向けの商品です。
電源接続部分ののない「テープライト単体」は、価格が安いので間違って購入しないよう気をつけましょう。
[ 確認 Point 2 ] LEDテープライト の長さ
1mから数十メートルまで バリエーションが豊富
販売されている長さによって価格が異なります。
室内用なら数メートルで事足りる場合がほとんどなので、必要な長さに近い商品を選ぶと良いかと思います。
長いテープを購入する場合は、曲げる必要のある角(コーナー)や途中で切断する必要があるかよく確認しておくことをオススメします。
角を曲がったり、角度を変えたり切断する場所がある場合は、接続アダプタが必要になるケースも
テープライトを一直線に貼る場合は、長さを測って購入すればOKです。
もしかりに、角を曲げたりする場合は、「接続プラグ」が同梱されている商品がオススメです。
TV裏など用の商品は同梱されている場合が多いので、用途にあった商品を探してみると良いかと思います。
カットして余ったテープライトは?
カットして余ったテープライトは、電源と繋がっていないので、そのままでは点灯しません。
メーカーによって廃棄するしかない商品や、
接続プラグで、電源と繋がったテープライトと接続・延長するか、別途電源ユニットを購入し、接続することで再利用できる商品もあります。
購入前に確認してみると良いかと思います。
必要な長さより少し長めのも のを選ぼう!
テープライトはカットできる位置が決まっています
LEDテープライトは、商品によってカットできる位置が決まっています。
配置されたLEDチップの間隔も3cm、5cm…商品によってまちまちです。
貼り付けたい場所と微妙に長さが合わない可能性も考慮して、余裕のある長さを選ぶと良いかと思います。
[ 確認 Point 3 ] LEDテープライトの明るさについて
1メートルあたりのLEDチップの数とLEDチップの大きさ、配置の間隔を明るさの目安に
LEDテープライトの明るさは、テープに等間隔に並べられた「LEDチップ単体の大きさ」、「1メートルあたりのLEDチップの数」を目安にしましょう。
また、LEDチップの配置間隔によっても明るさの感じ方が変わってきます。
テープライトはどのくらいの明るさなの?
明るさは、間接照明なので基本的には、メインの照明器具とあわせて使うことを前提にした補助的な明るさです。
明るさの目安は、1メートルあたりのLEDチップの数とLEDチップの大きさを参考にしましょう。
明るさが、欲しい場合は、チューブタイプ(シリコンチューブなどで覆われ、スクリーン越しに光らせるタイプの商品)やCOBタイプ(小さいLEDチップが連続で連なったタイプ)がオススメです。
結構、明るすぎて眩しいと感じることも多いので、明るさに関する商品選びで不安を感じる方は、
明るさを調節できる「調光機能」が付いたタイプがオススメです。
LEDチップの大きさの表記は?
3528 や 5050 はLEDチップの大きさを表します
表記が「3528」ならLEDチップ一つの大きさが、「3.5mm x 2.8mm」。
表記が「5050」ならLEDチップ一つの大きさが、「5.0mm x 5.0mm」をそれぞれ表しています。
1mあたりのLEDチップの個数の表記とは?
120LED/m → 1MあたりのLEDチップの数 が120個 という意味です。
1Mあたりのチップの数が多いほど、消費電力が大きくなり、明るくなります。
注意点として、LEDチップの間隔が長い(1メートルあたりのLEDチップ数が少ない)ほど、LEDチップの陰影を感じやすくなります。
LEDチップの間隔について
LEDチップの間隔が長いほど、あかりに陰影を感じやすくなります
注意点として、LEDチップの間隔が長い(1MあたりのLEDチップ数が少ない)ほど、LEDチップの陰影を感じやすくなります。
よく「つぶつぶ感」と言われています。
均一な明るさを想定している場合は、LEDチップの間隔に注意しましょう。
均一な明るさを求める場合は、シリコンチューブなどで覆われ、スクリーン越しに光らせるタイプの商品がオススメです。
LEDテープライトの灯りの色は?
-
LEDテープライトの明かりの色
- 単色タイプ
- RGBタイプ
色が最初から決まっているタイプと変色可能タイプ
白っぽい昼光色系、温かみのある電球色系、そのほかブールー、ピンク…など、LEDチップの色が決まっているタイプと、リモコンなどで自由に明かりの色を変更できるタイプがあります。
[ 確認 Point 4 ] LEDテープライトに防水機能は必要?
製品によってことなりますが、防水機能がある製品は、LEDチップをコーティングしてあります(コーティングの仕方は防水性能などによって異なる)。
逆に防水性能がまったくない製品はLEDチップが剥き出しであることがほとんどです。
貼り付け場所の環境に合わせた商品選びを!
防塵・防滴性能の確認。必要な場合は熱対策も
通電するものなので、湿気や埃が多いと予想される場所に貼る場合は、「防塵・防滴性能」の高い商品を選びましょう。
また、熱が籠る場所・温度が高い場所では、『LED』の寿命に影響が出る恐れがあります。設置場所を見直すか、排熱処理ができないか検討してみると良いかと思います。
[ 確認 Point 5 ] テープライトの電気代や節電効果は?
LEDなのでかなり省エネ
製品にもよりますが、有名なLepro(レプロ)さんの商品なら、15メートルのテープライトを8時間つけっぱなしで15円ほどだそうです。
製品自体も長寿命で買い替えの頻度が少ないので、これは、かなりコスパが良い照明器具と言えるかと思います。
[ 確認 Point 6 ] テープライトの電源のオン・オフなど操作はどうやってやるの?
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テープライトの電源のオン・オフなど主な操作方法の種類
- スイッチなしタイプ(コンセントや電源アダプタの抜き差し)
- 本体にオン・オフのスイッチがあるタイプ
- 人感センサーでスイッチがオン・オフ切り替わるタイプ
- 操作リモコンにオン・オフのスイッチがあるタイプ
- スマホで操作するタイプ
場所にあわせた操作方法のタイプを
リモコン操作タイプやスマホ操作が圧倒的に便利なのは間違いないですが、便利な分、商品のお値段も高くなります。
人がいる時だけ点灯してほしい場合は「人感センサータイプ」が便利ですし、長時間つけっぱなしでよいのであればオン・オフ操作にこだわらなくて良いかもしれません。
設置場所の適正にあわせて選ぶと良いかと思います。
[ 確認 Point 7 ] 販売店や有名ブランドは?
有名家電メーカーから続々リリース中
LEDテープライトは、聞き馴染みのあまりない海外メーカー製が多かったですが、パナソニックなど国内メーカー品も販売されています。
また、ニトリ、IKEA、などインテリアショップでも取り扱いが増えています。
そのほか、いろいろな商品が販売されていますが、できるだけ「PSE」マーク等がついた安全な商品を選ぶと良いかと思います。
設備として本格的に導入したい場合はプロに相談
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業者さんに依頼した方が良いケース
- 電源配線を絶対に見せたくない
- お店や家の設備として本格的に導入したい
- 車に設置したい(ウィンカー連動など)
本格的な店舗への設置やリフォームの場合は、専門業者に依頼すると良いかと思います。
「テープの延長」「角の処理(コーナリング)」「電源供給」「合計電圧・電流への配慮」など、距離や数が多くなるほど工数と安全への配慮に手間がかかります。
また、「電源からの配線」や「テープ自体を視線に入らないようにしたい!」といった仕上がりへのこだわりがある場合は、工務店や電気専門店などに相談してみると良いかと思います。
車への取り付けの場合は、車の電圧との適正値との関係や車検が通るかどうかの問題があるため..カーディーラーやカーショップ等へ相談されると良いかと思います。
有名ブランドは?
テープライトは、照明器具専門店や電気屋さん、インテリアショップでも購入できます。
照明専門店ならPanasonic 、Philips など有名企業から販売されています。
また、メーカーでは、lepro なども有名です。
テープライトは100円均一ショップでも買える?
100円ショップで探すならここ!ダイソーさんから販売中
現在のところ、ダイソーさんから、1mのタイプが330円。2mのタイプが550円で販売中です。
長さは短めで、USBから給電するタイプです。
明さの色は、ホワイト・ウォームホワイト・ブルー・ピンクの4色展開です。
お試しでちょっと興味がある方はお近くの店舗で探してみるとよいかと思います。
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LEDテープライトの明るさや電源 購入前に確認すべき基本ガイド
いかがでしたでしょうか?このページでは、貼るだけでおしゃれな空間を演出できる「LED テープライト」を購入する前に知っておくべき事前情報をご紹介しました。
ご興味を持たれた方は、ライトユーザー向けのテープライトをテレビボードやベッドボードなどで試してみると良いかと思います。
かなりこなれたオシャレ空間になるので個人的にオススメです。
このページが、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。
出典*イメージ写真の一部はamazon 商品販売元よりお借りしています。