[もっと香りを楽しめる] リードディフューザー の適切な使い方
リードディフューザー 使い方
香りを楽しむためのポイント
このページでは、アロマ フレグランス の中でも人気のある リード ディフューザー の使い方についてご紹介しています。
リードディフューザーは、アロマディフューザーの中の一つの種類で、ルームフレグランスとして人気があります。アロマオイルにラタン(籐)スティックを使用して芳香させるシンプルな仕組みで、だれでも簡単に楽しめるナチュラルなアロマ グッズです。
そんなエコでおしゃれなリードディフューザーですが、香り「香りが弱い」「匂いがしなくなった」など使い勝手に悩む方も多いかと思います。
実際、電源を使用しない自然に任せた方式なので「良い香りを十分に楽しむ」にはちょっとしたポイントがあります。
そこで、この記事では、10年以上インテリア雑貨のバイヤーしている私が、リードディフューザーの「基本的な使い方」や「より香りを楽しむためのポイント」などをご紹介したいと思います。
リードディフューザーの使い方に不安がある方や十分に香りが出ているか不安な方、香りをあんまり楽しめていない方には必見の内容になっているのでそんな方はぜひご覧ください。
それでは早速みていきましょう。
*匂いがしないでお困りの方は別記事に解決方法をまとめています。よろしければ「リードディフューザー 匂いがしないと思ったら確認すること3つ」をごらんください。
リードディフューザーのオススメな置き方
リードディフューザーの上手な香らせ方
リードディフューザー 香りが弱い時の対処方法
リードディフューザーの使い方の基本から効果的な香らせ方まで
リードディフューザーとは?
リードディフューザー は、スティック(ラタンなど)でディフューザー液(芳香液)を吸い上げ、アロマオイルの気化によって、香りを拡散させるアロマグッズです。電気を使用せず、自然の力によってふんわりと香りを拡散するナチュラルさで人気です。
リードディフューザーの芳香は、ふんわりと香りを感じるくらいの優しさで、長時間過ごすリビング、料理の匂いを混ざってほしくないダイニング、寝つきを邪魔して欲しくない寝室、第一印象をよくしてくれる玄関・エントランスなど様々な場所で活躍してくれます。
ボトルにスティックが刺さったデザイン性の高いたたずまいは、インテリア を彩るアイテムとしても人気です。
香りを楽しむための基本的な使い方
- 空間の広さに合わせたサイズを用意する
- 直射日光や風が当たる場所に置かない
- 定期的にメンテナンスする
リードディヒューザーの大きさと部屋の広さ
香りが広がる範囲の目安は、200mlで4.5畳 〜 6畳ほどのスペースに。
香りを感じたい場合は、少し大きめにするなど微調整を。
リードディフューザーは、リードスティックを増やせば香りを強くすることができますが、スティックの本数を増やすとアロマオイルの減りも早くなるので
できれば設置場所のスペースや部屋の広さに適した大きさの容量を選ぶようにしましょう。
長いスティックを使用すれば、方向の範囲を若干広げることができますが、同様にアロマオイルの減りが早くなるのであまりおすすめできません。
部屋の広さに対して、リードディフューザーが小さい場合、ソファーの側など、長く過ごす場所にピンポイントに置くと良いでしょう。
リードディフューザー おすすめの設置場所 と NGな設置場所
リードディフューザーは、花瓶に花束を飾るような自然な香りがするものくらいの香りと認識しておきましょう。優しく香って欲しい場合に適したアロマです。
良い香りはして欲しいが、「匂いすぎると疲れてしまう」「香りが迷惑・邪魔にならないか気になる」…といった場所での使用に適しています。
しっかりと香りの強さが欲しい場合は、噴霧式アロマディフューザーやインセンス、オイル式ディフューザーなど他の方法を検討してみると良いかと思います。
リードディフューザー 効果的な設置場所
基本的に穏やかな環境の場所で使用する
リードディフューザーは自然の力で芳香します。基本的に設置場所の環境に左右されがちなので「気温や湿度、空気の流れが穏やかな場所」で使うと効果的に使用できます。
胸のあたりの高さに設置すると香りを感じやすいと言われています。
設置場所の詳しい説明は、別記事「リードディフューザーの香りを感じやすい置き場所・高さ」をご覧いただければと思います。
効果的な設置場所 自然な強さの芳香でリラック空間を演出
- 主張しすぎず第一印象をよくしてくれるので…玄関・エントランスに
- 優しい香りで食事を邪魔しないので…ダイニングに
- 長時間過ごしても苦痛にならないので…リビングに
- 優しい香りが寝付きに影響しないので…寝室に
リードディフューザー 匂いをあまり感じない NGな設置場所
空気の流れが激しい場所はNG
- 換気設備の側
- 空調からの風が直接当たる場所
- 直射日光が当たる場所
- 温度や湿度が高い場所
リードスティック 使用期間の目安
スティックは、消耗品です。使用期間が1ヶ月以上ある容量のルームフレグランスならば、使用途中で匂いが弱くなったと感じるようになるかもしれません。
そんな時は、スティックを上下逆さまに入れ替えてみましょう。
天然素材のリードスティックの交換時期は、長さが20cmくらいのもので約 1ヶ月 〜 3ヶ月程と言われていますが、素材や長さ・太さ・使用環境によって異なります。
リードスティックをフリップ(上下逆さま)しても改善が見られない場合は、スティックの導管が目詰まりお越しているかもしれません。スティックの交換時期を目安に新しいスティックと交換してみると良いかと思います。
リードディフューザーの香りの広がり方は、スティックにより左右されます。
竹串や化学繊維など毛細管現象が起きるものであればいろんな素材がスティックとして使用できますが、スティックには、天然素材のラタンや葦がオススメです。
とくにラタン(藤)は、高級家具にも使用される素材で、導管の数が多く毛細管現象によるディフューザー液の吸い上げと気化による拡散が強いとされています。
また、香りの強弱は、スティックの本数を増減することである程度調整することができます。
リードディフューザーの香りがしないと感じたらスティックをチェック
同じスティックを使い続けると…
スティックの導管が目詰まりお越している場合、アロマオイルの吸い上げが悪くなります。
そのままの状態が続くと液面からエタノールが先に気化してしまい、アロマオイルを劣化させてしまう恐れがあります。ですので、リードスティックの再利用や使い回しはオススメできません。
香料などの芳香成分が残ってしまうことになってもったい無いので、スティックは100ml以上の使用期間が1ヶ月以上あるものの場合は、スティックの状態に注意しましょう。
リードディフューザーの匂いがしない?香りが弱い時には
ほかにもリードディフューザー香りがしない…と感じる時は、「リードスティック」「部屋の広さに適したサイズか?」「置き場所の環境」「香りへの慣れ」をチェックしてみましょう。
リードディフューザーのお手入れ・メンテナンス 方法
50ml以下のサイズのものであれば、定期的にリードスティックをフリップするだけで基本的に問題はありません。大きいサイズ・200ml以上の容量があるものを使用する場合は、使用期間が長くなるので、置きっぱなしにせずにメンテナンスにも気を配りましょう。
リードスティックのメンテナンス
アロマオイルは、直接手に触れると危険な液体なので、吸い上げているスティックに直接触れないようにお手入れしましょう。
白いベタベタはオイルが固まったものなので、無水エタノールをかけると除去できます。ホコリも一緒にお掃除できます。
ディフーザー液(アロマオイル)のメンテナンス
ディフーザー液(アロマオイル)がトロッとした感じになったり、ある一定量から減らなくなったと感じてきたら気化を促すエタノールが先に減ってしまったかもしれません。
その場合は、無水エタノールを少し足して混ぜると改善する可能性があります。
メンテナンスに慣れたら自作するのもあり!リードディフューザーは誰でも簡単に作れます!
必要な道具と材料さえ揃えれば「リードディフューザー」は誰でも簡単に作れます。
好みの香りでちょうど欲しいサイズのリードディフューザーが見付からない場合は、思い切って自作してみるのもありです。
メンテナンス用に「無水エタノール」を購入したり、効果用のラタンスティックが余った場合は、アロマオイルを買い足してオリジナルのリードディフューザーを作ってみてはいかがでしょう?きっと楽しいですよ!
リードディフューザー 人気のブランド 人気の香り
リードディフューザーは、100円ショップで売られているものから、数万円もする高級なものまで豊富な種類があります。
価格帯の主な違いは、インポート(海外ブランド)であるかもありますが、天然香料がどのくらい使われているかとボトルの大きさなどです。
香水は、コロン、トワレ、パルファム、香水と呼び方が変わるのでわかりやすいですが、リードディフューザーの場合は天然香料の含有量で呼び名が変わることはありません。
香りへのこだわりがある方は、ブランドの方針や哲学に着目して商品選びをすると良いかと思います。
リードディフューザー 捨て方や気を付けること
各メーカーの使用説明書は必ずよく読む…はもちろんですが、ついつい気づかずにやってしまいがちな注意点があります。
使用方法を正しく守って安全に香りを楽しみましょう。
- 余ったディフューザー液の捨て方
- 小さなおこさまの誤飲問題
- スティックが家具に触れる
- スティックを逆さまに入れ替えるときの液だれ
アロマオイルの液ダレには特に注意!
ディフューザー液(アロマオイルは)、取り扱いに注意が必要な液体です。木材に付着すれば変色・シミになる恐れがありますし、フローリングのワックスを溶かすこともあります。
リードスティックをフリップする場合(上下を差し替える場合)は、液ダレに注意しましょう。床に直置きする場合は、トレーを敷くなどあらかじめ備えておくと良いかと思います。
個人的には、テレビの横に置いてしまい、スティックがテレビに触れてテレビのフレームを溶かしてしまったことがあります。
布・繊維・プラスティックなどにスティックが触れるのは危険です。「スティックのまわりに触れるものが無い状態で使用する」ように気をつけましょう。
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[もっと香りを楽しめる] リードディフューザー の適切な使い方
いかがでしたでしょうか?このページではリードディフューザーの使い方をご紹介しました。
リードディフューザーは、自然な置くだけで香りが楽しめるアロマアイテムです。香りの広がりは優しく、「電源を入れる」「火を付ける」などの作業がなく、動作音もしないため、正しく使えているか不安になる方も多いかもしれません。
しかし、心配になることはありません。このページの「基本的な使い方」を参考にご使用していただければ十分に香りを楽しんでいただけると思います。
より香りの強さにこだわる方は、天然香料が使われているものを選ぶと奥深い香りが楽しめるかと思いますので、これからリードディフューザーを選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。
このページが、みなさまの楽しいインテリアライフのヒントになれば幸いです。ご一読いただきありがとうございました。